結婚の節目を祝う 報徳二宮神社で春の縁遊会
報徳二宮神社(小田原市城内)で4月4日、「春の縁遊会」が開催され、金婚式・銀婚式を迎えた夫婦9組の節目を祝った。
これは「結婚の良さ・家族の大切さ」を広めたいとの思いから、同神社が毎年花見の時期に合わせ開催している「春の縁遊会」へ特別に招待したもの。
当日は夫婦揃って社殿で祈祷を行った後、報徳会館での縁遊会に出席。これまでの夫婦生活における感想や夫婦円満の秘訣などが語られ、集まった約170人の参加者が温かい祝福を送った。草山明久宮司は、「どの時代も家族や結婚はかけがえのないもの。当時を思い出してほしい」と話した。
同神社で50年前に結婚式を挙げたという山内和廣さん・利枝子さん夫婦(小田原市在住)は、「息子の勧めで参加した。玉串奉奠など結婚式を思い出した。当時は緊張していたが、渡り廊下を再び歩くことができなつかしく思う」と笑顔で話した。