ジュビロ磐田の18歳MF川合徳孟、決勝点を挙げたルヴァン杯FC大阪戦後のコメント「本当に特別なゴール。いやぁ、うれしかったです」
ジュビロ磐田は3月26日のルヴァン・カップ1次ラウンド1回戦で、FC大阪に2−1と競り勝ちました。後半7分、決勝点を挙げたのは、ルーキーの川合徳孟選手(磐田ユース出身)。クラブ史上最年少出場記録となった2023年4月のルヴァン杯以来、2年ぶりに巡ってきたトップチームの公式戦で、チームを勝利に導きました。
MF川合徳孟選手、次戦の静岡ダービーへ意気込み
-まず、先発で行くことが決まった時の気持ちは?
Jリーグはメンバーに入ったり、入らなかったりというのが続いていて、本当にやってやろうっていうのは心の底から思っていて、それをゴールっていう形で示せたので、すごいアピールができたかなと思います。
-強烈な左足のシュートを振り返ってください。
一輝くん(川崎選手)が落としてくれたと思います。一輝くんが斜めに入ってきて、マイナスにアウトでチョンって。それをダイレでという感じで。ちょっとこう(浮き球に)なっていました。
-利き足は右ですよね。シュートが決まった瞬間はどうでしたか。
右利きです。いやあ、すごいうれしかったです。プロ初ゴールなので、本当に特別なゴールだと思うので、すごい良かったと思います。
-試合を振り返ると、相手のハイプレス、鋭く激しい寄せに苦労していました。
じれずに自分たちのサッカーをやるというのは、本当にできたのかなと思います。粗いところもあったんですけど、球際の部分で負けないだったり、セカンドボールを回収するだったり。ここが本当に勝ちっていう気持ちを示すために大事だと思います。
-終盤のポジションは1トップのところに移りましたか。
最初はサイドだったんですけど、ラスト10分、15分はトップ、トップ下でした。
-2年前のルヴァン杯に出場したときと、今回では何が変わっていましたか。
あのときは体も小さかったですし、スピードもあまりなかったし、プレーの余裕というのは、今日に比べたらなかったと思いますけど、そういった部分では少し成長できているなっていうのは感じられましたし、今日しっかりプレーで示せたと思います。
-体重も増えているんですか。
増えました。3~4キロ増えています。トップの練習参加もしていたので、(体づくりは)日頃から(やらないとと)感じていました。
-昨年はチームがルヴァン、天皇杯と初戦敗退でした。アピールの場が少なかった。
自分もその時期、けがが続いていて、試合に絡めなくて、すごい悔しい思いをしていたので、今年、本当に出ることができてよかったです。
-将来、どんな選手を目指そうとしていますか。
まず今年はJリーグ、ルヴァンカップももっともっと勝って、勝ち進んでいくのもそうですし、Jリーグのメンバーにもっともっと絡んでいって、なおかつそれで試合に出て点を取ったり、アシストしたりっていう部分でチームに貢献できればと思っています。
-2回戦で対戦する清水エスパルス戦に向けては。
今日よりももっとタフな試合になるのは間違いないと思うので、そこはチームで合わせて、エスパ戦に向けて準備していきたいと思います。
-ユース出身で、静岡ダービーは特別な思いがありますよね。
そうですね。負けられないのは毎試合そうなんですけど、特にっていう気持ちはあります。両方のチームが伝統あるじゃないですか。なのでそこは意識を、みんなしてるのかなと思います。
-清水は今日の試合でユース所属の選手が得点を決めていました。
土居佑至、知っています。SBS杯(2024年の静岡ユースに)一個下から上がってきていて、一緒にやりました。間で受けるのが本当にうまくて、自分で持ち運ぶ技術もありますし、最後のフィニッシュで点を取る技術もすごい高い選手だと思います。