1st seasonのキャラクターが再登場! 戦闘員Dの葛藤と錫切夢子のゴスロリ姿も話題に! TVアニメ『戦隊大失格』第18話の反響まとめ!
CBC/TBS系 全国28局ネット「アガルアニメ」枠にて毎週日曜よる11時30分〜放送中、ディズニープラス スターで毎週月曜0時より配信中の本作。
1st seasonでは、下っ端戦闘員であるDが、たった一人で“打倒大戦隊”を掲げ、弱いながらも策を巡らせ、捨て身で挑み続ける姿が描かれた。その姿に胸を打たれた視聴者も少なくないはずだ。そして2nd season、ついにDは大戦隊への本格的な潜入を果たす。順調に目的へと近づいているように見えたが、事態は一変。
彼を取り巻く戦況は、「悪 VS 正義」の構図すら破壊しながら、さらに苛烈さを増していく。1st seasonに続く予測不能の展開に、今、誰もが目を離せなくなっている。
TVアニメ『戦隊大失格』2nd seasonも第18話を迎え、物語は大きな転換点へと差し掛かっている。怒涛の展開が続いた夢の学園編、マガティア討伐という大仕事を終え、第18話は、戦闘員D(CV.小林裕介)や彼を取り巻く人物たちの内面がじわじわと浮かび上がり、新たなる展開へと期待が高まるストーリーであった。今回は、そんな第18話を視聴者のコメントと共に振り返っていく。
物語は大きな転換点へ
第18話冒頭で描かれたのは、長らく消息を絶っていた桜間日々輝(CV.梶田大嗣)の再登場だった。彼は、1st seasonで戦闘員Dに、日々輝に擬態して大戦隊に潜入してほしいと提案し、自ら片腕を犠牲にしてまでDを説得した人物だ。そんな彼が再び動き出し「ウロボロス」の真実を追って廃校舎を訪れるも、すでにそこは廃墟。騎緯寿と瑠憂那という、謎のカップルと共に怪獣に遭遇するも、間一髪のところで難を逃れた。
そして、原作ファンも注目していた焼肉屋のシーンでは、戦闘員D、翡翠かのん(CV.和氣あず未)、薄久保天使(CV.三上枝織)がマガティア討伐の打ち上げに興じる様子が描かれた。「Dくんの箸の持ち方が握り箸なの設定が細かくて好き。行儀がなってないの嫌いだけど良し」「握り箸かわいい」など、人間初心者である戦闘員Dの愛らしさにファンはほっこり。一方で、翡翠はDに疑いの目を向け、「翡翠ちゃん気づいてますねぇ・・」「これは見てたな」と、日々輝が擬態したDの正体に気づいているかのような“匂わせ”も見せていた。
さらにここで再登場したのが、候補生として共に入隊試験を切り抜けブルー部隊の新人となった、浦部永玄(CV.山下誠一郎)と雪野アンジェリカ(CV.鬼頭明里)だ。療養中の小熊蘭丸(CV.野津山幸宏)を想いながらも怪人との関係に迷い始めている浦部と、口は悪いが芯に強い覚悟を持つ雪野。「同期の友情的な物を感じる」「なつかしい」と、1st seasonでの共闘を思い出すファンもいたようだ。
第18話で一際注目を集めたのは、錫切夢子(CV.矢野優美華)の再登場だ。グリーンキーパーを倒すべく、再び手を組むことにしたDと夢子。まずはグリーンキーパーの行動を探るべく「尾行」という名のデート(?)に出かける事にした夢子は、まさかのロリータファッションで登場。「すげー格好してる」「夢子隊員なんだよそのゴスロリ…」「可愛いな!可愛すぎるな!!」「目立ちすぎでしょw」と、驚くファンの声であふれた。
夢子と尾行を続け、Dはついにグリーンキーパーと対峙する。さらに異変を察知して駆け付けた浦部、雪野とも戦うことに。しかし、敵を倒すという目的の前にDの心は揺れ動く。浮かび上がるのは、浦部の弟妹やグリーンキーパーの家族の存在だった。
怪人としての誇りを持ち、ドラゴンキーパーや大戦隊は倒すべき存在として突き進んできたDだったが、擬態して日々輝として過ごした日々が、彼の中に“迷い”を生んだ。「一緒に戦った同期だからか、やっぱり躊躇しちゃうよな」「D君、どんどん人間味でてくる」「戦闘員Dくんに迷いと意思の問いか」「人の心が芽生えつつあるDくん、複雑やねぇ」と、Dの葛藤する姿に視聴者からも多くの声が寄せられた。
物語のラストでは、Dの擬態を見破ったグリーンキーパーとの対話で、さらに心が揺れ動くD。グリーンキーパーとの戦いの行方は? Dの心に決着はつくのか? そして、彼が選ぶのは“怪人としての本分”か、それとも――?
ますます目が離せない『戦隊大失格』。今後の物語にもぜひご期待ください。