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厄年エンジニア必見! IT神社・神田明神でお参りしてきた

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厄年エンジニア必見! IT神社・神田明神でお参りしてきた

2025年に入って早々、生成AIをめぐるニュースが次々と飛び出し、IT業界はすでにざわついています。

中国DeepSeek社の「DeepSeek-R1」、アリババクラウドの「Qwen2.5-Max」、さらにはMeta CEO マーク・ザッカーバーグ氏による「AIアシスタントが10億人に普及する年になる」宣言……。話題には事欠きませんが、その一方で情報漏洩やセキュリティーリスクへの懸念も高まっています。

そんな時代に、エンジニアたちを密かに支えてくれる存在があるのをご存じでしょうか?

毎年多くの参拝者が訪れる東京・外神田の神田明神は、「ITの神様」として知られるだけではなく、なんと『IT情報安全守護』なるお守りが頒布されているとのこと。

そんな情報をキャッチした『エンジニアtype』編集部の新人編集者・今中ヤスタツが、読者の代わりに神社へ参拝してきました!

※本記事は2023年12月28日に公開し、2025年1月31日に一部情報を更新しています。

約1300年もの歴史をもつ“江戸の総鎮守”へ参拝に!

神田明神は平安時代に創建され、江戸時代から商売繁盛や厄よけの神として信仰されてきました。毎年開催される神田祭は、東京三大祭の一つとして知られています。

近年では、大手町・日本橋・秋葉原などのビジネス街・電気街に隣接していることから、PCやスマホの不具合といったあらゆる「ITの安全」を願って、たくさんの人がお守りを求めに訪れているそうです。

ちなみに、御茶ノ水駅・新御茶ノ水駅・末広町駅からそれぞれ徒歩5分と、アクセスは申し分なし! 今回エンジニアtype編集部は、御茶ノ水駅から神田明神へと向かいました!

大鳥居に一礼して、いざお参りへ!

大鳥居に一礼して、いざお参りへ!

参道を抜けると神社の入り口に当たる「随神門」とご対面。荘厳な佇まいに圧倒される今中。

参道を抜けると神社の入り口に当たる「随神門」とご対面。荘厳な佇まいに圧倒される今中。

神社に参拝に来たらまずは手水で身を清めます。口をすすぐ際には、柄杓に直接口をつけずに手に移し替えてから行いましょう!

神社に参拝に来たらまずは手水で身を清めます。口をすすぐ際には、柄杓に直接口をつけずに手に移し替えてから行いましょう!

境内を歩いて、御神殿へ向かいます!

境内を歩いて、御神殿へ向かいます!

御神殿についたら、まずはおさい銭! 神様にささげるものなので、腕を振り上げて投げるのではなく、手を腰のあたりに下ろした状態から静かに入れるとスマートだそう!

御神殿についたら、まずはおさい銭! 神様にささげるものなので、腕を振り上げて投げるのではなく、手を腰のあたりに下ろした状態から静かに入れるとスマートだそう!

無事におさい銭を済ませた後は、「二礼二拍手一礼」の作法で拝礼します。

無事におさい銭を済ませた後は、「二礼二拍手一礼」の作法で拝礼します。

エンジニア心をくすぐる、CPU型、メモリチップ型のシルエット

日本全国のシステムやサイトにトラブルが起きないように、もちろんエンジニアtype自身にもトラブルが起きないように、真剣に祈願した新人編集者・今中。次はいよいよ、お守りを授かりに向かいます!

神田明神が扱うお守りの種類はなんと60種類以上! 御神殿を背に左手にある「鳳凰殿」にて授かることができます。

『IT情報安全守護』の授与が始まったのは、平成14年(2002年)。お話を伺った神田明神・広報の方によると「きっかけは、01年にリリースされたWindows XPにより一般家庭にもPCが広く普及し始めたことです。当時の宮司が『交通安全のお守りがあるのだから、PCの安全を願うお守りもあっていいはず』と授与を始めたと聞いています」。

このお守りのユニークな点は、伝統的な錦袋ではなく、カードタイプのデザインであること。ビジネスカードと同じサイズで薄く、簡単に財布に収められるため、いつでも持ち歩くのに便利です。重さもなく、日常生活で邪魔になることはありません。

CPUの形をしたシールとメモリチップ型のステッカーも同封されているので、自分の好きな場所に貼れちゃえます。

お守りのご利益について神田明神・広報は「電子機器全般の安全についてご利益があります。ただ、PCがフリーズしない』『スマホをなくさない』『メールの添付忘れをしない』『システム障害に見舞われない』など、電子機器やITにまつわる事柄なら自由にご利益を見いだしていただいて構いません」と教えてくれました。

初穂料は1000円。厄年の同僚の分と合わせて、『IT情報安全守護』を2個いただきました。

生成AIの進化がすさまじかった2024年。この先一体、自分の仕事やキャリアはどうなるだろうと将来に不安を感じたエンジニアも多くいます。そんな不安や悩みに打ち勝つ、みたいなご利益もありますか?と聞いてみたところ……

「そうですね。何もしないより、まずは祈願しておくというのは手かもしれませんね。もちろん、日々の努力も大切だと思いますが(笑)」(神田明神・広報)

神社に着いた時は曇り空でしたが、お守りをゲットしたら急に快晴に! これも『IT情報安全守護』のご利益かも?
ちなみに『IT情報安全守護』は、神田明神の「オンライン授与所」でも入手できる(初穂料は1200円)。

神頼みで、2025年はトラブルとは無縁に!? 初詣の予定がまだ決まっていない方は、ぜひ神田明神へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

神社の片隅に設置された、獅子舞ロボットも見逃せない!

お守りも授かったことだし帰ろうかなと思っていたところ、境内の隅の方にポツンと立っている「獅子舞ロボット」を発見! 説明書きを読んでみると、どうやら「おみくじの自動販売機」のようです。

ものは試しだと早速お金を200円いれて、三つあるボタンから一つをセレクト! するとお祭りで流れるような軽快なBGMの動きに合わせて、獅子舞が踊り始めました!

肝心のおみくじの結果ですが……

大吉!!!2025年もエンジニアtypeをよろしくお願いします!

撮影・文・編集/今中康達(編集部)

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