前回18奪三振のソフトバンク・モイネロか、セ・リーグ防御率1位のDeNAケイか、2024日本シリーズの再戦
無傷の5勝、防御率1.30のモイネロ
ソフトバンクは13日からみずほPayPayドームに昨年の日本シリーズで敗れたDeNAを迎えて3連戦。初戦はリバン・モイネロが先発する。
今季は10試合に登板して無傷の5勝、防御率1.30と完璧な成績。前回6日のヤクルト戦は8回で18三振を奪う快投で、チームはサヨナラ負けしたものの、野田浩司(オリックス)と佐々木朗希(ロッテ)が持つ1試合19奪三振の日本記録に迫る奪三振ショーだった。
今季の10試合トータルでも奪三振率9.87をマークしており、今日もDeNA打線から三振をいくつ奪うか注目される。
昨年の日本シリーズでは第2戦に先発し、6.2回3失点で勝ち投手。DeNA戦は昨年6月7日の交流戦でも8回1失点で勝ち投手となっており、相性は良い。
18奪三振の良い流れに乗って中6日でマウンドに向かう助っ人左腕。日本一を逃した昨年の屈辱を晴らす快投が期待される。
5勝2敗、防御率1.02のケイ
一方のDeNAはアンソニー・ケイが先発する。今季は9試合に先発して5勝2敗、防御率1.02。前回5日の楽天戦では7回3安打無失点で勝利投手となっている。
平均152.5キロの力強いストレートに加え、変化球も駆使する来日2年目の左腕。昨年の日本シリーズ第4戦では7回無失点で勝ち投手となるなど、ポストシーズンで2勝を挙げ、日本一に貢献した。
今季は9試合全てクオリティスタート(6回以上自責点3以下)と安定した投球を続けており、防御率はセ・リーグトップ。今年の出来なら昨年の6勝を超えるのは時間の問題だろう。
チームも悲願のリーグ制覇へ少しずつ上昇。同じく好調のソフトバンクとの3連戦は、交流戦の山場と言える。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
日本ハム・伊藤大海-広島・森下暢仁(エスコンフィールド)
西武・髙橋光成-中日・金丸夢斗(ベルーナドーム)
オリックス・寺西成騎-巨人・赤星優志(京セラドーム大阪)
楽天・S.ハワード-阪神・村上頌樹(楽天モバイル)
ロッテ・石川柊太-ヤクルト・奥川恭伸(ZOZOマリン)
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記事:SPAIA編集部