横浜市 先行区で分別ルール変更 プラ製品も資源回収に
横浜市では、10月からプラスチックごみの出し方が一部地域で変更された。これまでプラスチックごみは、リサイクルされる「プラスチック製容器包装」と、可燃ごみとして焼却処分される「プラスチック製品」に分類されてきた。
回収方法の変更により、市はこれまでのプラスチック製容器包装に加えてプラスチック製品も「プラスチック資源」として回収する。回収するプラスチック製品は、プラスチックのみでできた一番長い辺が50cm未満のもの(50cm以上は粗大ごみ)。市が進めるごみ処理の新たな計画「ヨコハマプラ5(ご)・3(み)計画」では、燃やすごみの中に含まれるプラスチックごみを2万トン削減することを目標としており、市民1人あたり5・3kgとなる。10月から先行して分別ルールが変更になったのは旭、泉、磯子、金沢、港南、栄、瀬谷、戸塚、中の9区。それ以外の区は2025年4月に実施される。
市の担当者は「まな板など厚みがあり硬いものや金属やシリコンなどプラスチック以外の素材を含むものは燃やすごみとなります。ご協力をお願いします」と話す。