「サイクルポリス」が上越市地域に初出動 自転車の利用者に交通ルール呼びかける
自転車に乗って交通ルールを呼びかける警察官「サイクルポリス」が10日(土)、妙高市のイベント会場で自転車のヘルメット着用や安全な利用を呼びかけました。
「サイクルポリス」は、自転車による交通違反の取り締まりが強化されていることにあわせて、今月7日に県内で発足しました。この日は上越地域に初めて出動し、妙高市のイベント会場でヘルメットの着用や一時停止の徹底など安全な利用を呼びかけました。
サイクルポリス
「乗るときはヘルメットを被って。事故が起きたときに身を守るものになる」
来場者
「子どもは自転車によく乗る。ヘルメットはしっかり被っているが、一時停止など守るよう改めて伝えたい」
去年11月に道路交通法が改正され、自転車に乗りながらスマートフォンを操作する「ながらスマホ」や「酒気帯び運転」の罰則が強化されました。
妙高警察署管内では、自転車の交通ルールに違反した人が取り締まりを受け、通称「イエローカード」が渡されたのは去年1年間で20件ありました。最も多いのが夜にライトをつけない「無灯火」、次いで「一時不停止」と「右側通行」です。
妙高警察署交通課 林克恒 課長
「自転車は車両の仲間。基本的な交通ルールを守るよう改めてお願いしたい」