「広島の歩き方」vol.26 名ベーカリー「広島アンデルセン」を目指して歩きます | 広島市中心部の注目店もご紹介
小嶋沙耶香アナウンサーが『地球の歩き方 広島』を片手に、広島をゆるりと散策する「広島の歩き方」。
広島市の中心地・八丁堀から、「広島アンデルセン」を目指して歩きます。
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「広島の歩き方」vol.25後編 平田観光農園で旬のフルーツを堪能!好きな果物を収穫できる「ちょうど狩り」に挑戦
【YOU&I TATEMACHI】
釜めしがおいしいと有名な「酔心」が手掛けるお弁当店「YOU&I TATEMACHI」へ。
発芽酵素玄米を使った彩り弁当が並びます。
1個から注文できる「米粉塩麹唐揚げ」や、「きんとん丸おはぎ」などのスイーツも。
【フルーツカフェタマル 中の棚店】
『ピタニュー』の人気コーナー「アベレン」でも訪れた「フルーツカフェタマル 中の棚店」。
取材時にイチオシだったのはシャインマスカット。
シャインマスカットをふんだんに使った「シャインパフェ」はブドウアイスものったボリューム満点の一品。
「女王様がワルツを踊っているみたい」と小嶋アナも独特な表現で絶賛していました。
【サモエドカフェ SAMOEDO’S 広島店】
可愛らしい看板に惹かれて入ったのは「サモエドカフェ SAMOEDO’S 広島店」。
ふわふわのサモエドとふれ合うことができます。
ロシア北部およびシベリアが原産国のサモエド。
“サモエドスマイル”と呼ばれる愛くるしい笑顔が有名なんだとか。
予約制で1時間2,500円~。「だっこ」などのオプションがあるそうです。
【広島アンデルセン】
今回の目的地、「広島アンデルセン」に到着。
アンデルセンといえば、やはりベーカリー。
広島アンデルセンでは、90種類以上のパンを販売しています。
アンデルセンの看板商品「the Bread」は、オリジナルの発酵種でじっくり焼き上げたパンです。
どんな食事にも合うと長年愛されています。
実はパン店でおなじみの、トングで欲しい商品を取るというセルフサービス方式を日本で初めて導入したのもアンデルセン。
当時、ショーケースを入れようとしたそうなのですが、被爆建物のため柱を取り外すことができず断念。
その代わりにどうやってお客さんに楽しんでもらえるかを考えた結果、このセルフサービス方式を導入することになったそうです。
広島アンデルセンの商品を試食させてもらいました。
まずは、看板商品のthe Bread。
the Breadの余った部分を活用して開発したビールがあるんだとか。
その名も「ブレッドビール」。
パンから生まれたクラフトビールは、香りでパンを感じることができるアンデルセンならではの商品です。
広島アンデルセンの一番人気は「ダークチェリー」。
27層のデニッシュペストリー生地のサクサク感と、チェリーのじゅわっとした果汁の甘さ、その一体感がやみつきになります。
世代を超えて親しまれる味から新作まで、私たちの暮らしを豊かにしてくれる商品を提供する広島アンデルセン。
創業から今も変わらず愛される名店の進化は続きます。
広島ホームテレビ『ピタニュー』(2025年9月22日~25日放送)
ライター:神原知里