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【え?】かつやの新商品「牛豚鶏のプルコギビビンカツ丼」を食べに行ったら…値段が衝撃すぎてそれどころじゃなかった

ロケットニュース24

公開された画像を見た時からヤバそうな予感はしていた。本日2025年10月10日より期間限定で販売開始となった「かつや」新商品、その名も『牛豚鶏のプルコギビビンカツ丼』。

こんな情報の洪水のような商品名が他にあるだろうか? さすが俺たちの「かつや」である。今回も存分に我々 “かつや者” を楽しませてくれるはず! ところが……。結論を述べると、それどころじゃなかった。

【画像】今年1月に撮影されたメニュー表

・「かつや」新商品

『牛豚鶏のプルコギビビンカツ丼』はその名の通り、一つの丼の中に牛肉・豚肉・鶏肉を同居させた、さながらシェアハウスの如き超カオス飯だ。

今年1月に出た『牛・豚・鶏のトリプルカツ丼』と似たコンセプトだが、今回はまさかの韓国料理風とのことで、「かつや」にとっても新しい試みと言えるだろう。

・パターンは4種類

丼と定食が選べるのはいつも通り。さらに今回はそれぞれ「温玉あり」か「温玉なし」かも選べるという。110円も違うので迷うところだが……いや、ここはやはり丼の温玉ありで(税込979円)! それがこちら!!

はいドン!

……なんだろう。うるさすぎる商品名のわりに、心なしか控えめなルックスである。ヤンチャそうだけど話せば分かる的な。試しに商品画像と見比べてみようか。こちらが事前に公開されたイメージで……

こちらが実物。

年を重ねて落ち着いたヤンキーかよ。イメージ画像と比較すると、明らかにオラオラ成分が減少していることが分かる。いやちょっと待て。人間ならそれでいいかもしれないが、お前は「かつや」の新商品だろ。最後まで気合いの入ったアホでいろや!

・代表紹介

それでは改めてメンバーを紹介しよう。まずは2021年4月以来の登場! 牛肉代表・プルコギ!

続いてヤンニョムソースで仕立てた鶏肉代表・ヤンニョム風鶏から揚げ!

そして最後は、ビビンバソースをまといし「かつや」の定番! 豚肉代表・ロースカツ!!

最後に関してはもはや韓国料理でも何でもないが、どんな小さな隙間だろうと強引にシュートを狙っていく姿勢は評価したい。ちなみに、温玉に隠れて少し分かりにくいですが……

韓国のりもいます。

・実食編

玉ねぎとニラが入ったプルコギは、量こそあまり多くないものの、甘辛い味付けでご飯がすすむ。

一方のヤンニョム風から揚げは……うむ。ウマいはウマいが、マジで普通のから揚げだ。お前はもうちょいヤンニョめよ。

本来だったらボウルの中でから揚げとヤンニョムソースをよく和えるべきところを、さすが俺たちの「かつや」。そんな小賢しい真似はしない。ソースを軽くかけて “ヤンニョム風” と名乗る。これぞ正統派「かつやスタイル」である。

ロースカツの件で学んだのは、ビビンバソースをカツにかけてもビビンバソースだと認識できないということだ。よく分からんが甘くてピリ辛で、よく分からんがウマい。結論、カツはウマい。以上である。

・「かつや」は裏切らない

韓国料理風にアレンジしたと言いながら、最終的にはいつもの「かつや」以外の何物でもない仕上がりになっているあたり、実に「かつや」で趣深かった。

韓国料理に興味がないという人もどうか安心してほしい。あなたを待っているのは「かつや」だ。抜群の安定感を誇る、いつもの「かつや」なのだ。

それでは会計をして店を出よう……としたその時。私(あひるねこ)は奇妙な違和感に襲われた。ちょ、ちょっと待て、このメニュー表……何かがおかしい気がする。一体何が……? ん? んん!? そ、そんなバカな……! 

『カツ丼(梅)』が税込682円だと!?

・絶望

そう、実は『牛豚鶏のプルコギビビンカツ丼』発売と同じタイミングで、「かつや」の商品価格が改定されたのだ! 主な変更は以下の通り。

カツ丼(梅):税込649円 → 税込682円(+33円)
ソースカツ丼(梅):税込649円 → 税込682円(+33円)
カツ丼(竹):税込836円 → 税込869円(+33円)
カツカレー(梅):税込858円 → 税込869円(+11円)
ロースカツ定食:税込869円 → 税込913円(+44円)
ヒレカツ定食:税込1012円 → 税込1056円(+44円)
とん汁定食(ロースカツ):税込869円 → 税込913円(+44円)

これにより、100円割引券を使っても『カツ丼(梅)』は600円近いという悲しい事態に。米の価格をはじめとした原材料価格の高騰やエネルギーコスト、物流費、人件費等の上昇の影響が原因とのことだが……なんとも世知辛い話だ。

冒頭で『牛豚鶏のプルコギビビンカツ丼』を食べに来たはずが、それどころじゃなかったと書いたのはこれが理由である。このままのペースだと『カツ丼(梅)』が700円台になる日もそう遠くはないのか?

もちろん私の「かつや」への愛は変わらないが、ほんの少しだけビターな気持ちになってしまった。頑張れ「かつや」。負けるな「かつや」。

参考リンク:かつや(PDF)
執筆:エクストリームかつや者・あひるねこ
Photo:RocketNews24.

★「かつや」関連の記事はこちら → シリーズ「かつや者」

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