赤目滝へ無料シャトルバス運行 GW渋滞緩和 市役所や名張駅前から
三重県名張市は5月3から6日のゴールデンウィーク（GW）期間中、同市の景勝地・赤目四十八滝渓谷と市役所（鴻之台1）や名張駅前などを結ぶ無料シャトルバスを運行する。パークアンドライド方式の渋滞緩和策で、GWの実施は今回が初めて。
運行ルートは、市役所▼複合コミュニティー施設「ナバリエ」（同市希央台5）前▼青蓮寺湖観光村（青蓮寺）▼赤目四十八滝渓谷（赤目町長坂）で、所要時間は片道約30分。往路の第1便は午前11時発、復路の最終便は午後4時40分発。市役所の駐車場は無料で利用できる。
車両は、市のスクールバスやマイクロバスなどを使用する。詳しい運行スケジュールは市ホームページ内の案内（https://www.city.nabari.lg.jp/s038/info/20250326091949.html）を確認する。
市観光交流室によると、同渓谷周辺には無料駐車場（計約300台）があるが、昨年は駐車場待ちの交通渋滞が発生していた。市は紅葉シーズンの昨年11月に、渓谷と市街地をシャトルバスで結ぶパークアンドライド方式の実証実験を2日間実施。一定の需要があったため、県の補助金を活用して今回の実施を決めた。8月と11月にも実施する予定だという。