【藤沢 グルメレポ】さぬきうどんKAI-水からこだわる江ノ電沿いの本格香川うどん
江ノ島電鉄「江ノ島」駅から徒歩4分。龍口寺から歩いて1分のところに、本格讃岐うどんを楽しむことができる「さぬきうどんKAI」があります。線路沿いのオレンジ色の建物とのぼり旗が目印です。
画像出典:湘南人
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お話を伺ったのはご店主の岩波さんです。
「さぬきうどんKAI」がオープンしたのは2024年11月1日。サーフィンが好きで湘南に移住してきた岩波さんは、昔食べた讃岐うどんに感動したことからうどん修行を始め、ここ江ノ島にお店を開いたそうです。
お店の名前「KAI」は、日本語でもハワイ語でも「海」という意味。そんな海とうどんへの愛に溢れた岩波さんによる、本格讃岐うどん「さぬきうどんKAI」をご紹介します。
家族歓迎の明るい店内
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黒とオレンジのビル「クレモナ湘南WEST」の2階にあるのが「さぬきうどんKAI」です。
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店内は白が基調の広々とした空間です。テーブルが12席あるのでグループで来るのもいいかもしれません。実際、家族連れや仕事仲間で来店される方も多いそうです。
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今回は、岩波さんおすすめのカウンター席の窓際の席に座りました。建物が線路沿いにあるので、窓を覗くと走行する江ノ電を見下ろすことができます。電車好きにはたまらない特等席なのではないでしょうか。
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ボリューム満点さぬきうどんランチ
画像出典:湘南人
今回注文したのはうどんとミニ丼のランチセット(1,000円/税込)です。冷たいぶっかけうどんと野菜天丼の組み合わせにしました。
うどんランチでは、温かいうどんと冷たいうどんのどちらか1つ、鳥のからあげ丼、衣笠丼、野菜天丼の3つの中から1つを選ぶことができます。
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看板商品の讃岐うどんは、つやつやぷりぷりしていて、噛むごとに小麦の香りが鼻を抜けていきます。こちらは本場四国から取り寄せた、打ちたてうどん麺だそうです。
艶のあるうどんに絡むのはやさしい甘みのいりこ出汁。毎朝、岩波さんは、瀬戸内のいりこで水から出汁を取っているそうです。なんと、蛇口のひとつにフィルターを取り付け、香川県と同じ軟水が出るようにしているとか。
また、こだわりの4種類の醤油から「かえし」と呼ばれる醤油やみりんを煮切ったものを2種類作り、うどんの調理法によって組み合わせを変えているようです。
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野菜天丼は、なす・まいたけ・さつまいもの天丼でした。米油でカラッと揚げた天ぷらに、濃いめの甘めのタレが絡みます。ふっくら炊かれたご飯は山形県産のはえぬき。お米にタレが染み込んだ部分も味わい深く、最後の一粒まで美味しくいただきました。
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「いりこの佃煮」もサービスで出していただきました。出汁をとった後のいりこを佃煮にしたものですが、えぐみがなく頭まで柔らかく食べることができました。こんなに美味しいいりこで取ったうどん出汁が美味しくない訳がないなと感じました。
夜は居酒屋としても
画像出典:湘南人
「さぬきうどんKAI」は他にも多くのメニューを出しています。アルコールもあるので、居酒屋のように飲みにくるのも良さそうですね。黒板の中だと岩波さんのおすすめは鎌倉豆腐揚げ(税込500円)だそうです。
画像出典:湘南人
店主の岩波さんは、「さぬきうどんKAI」を地元に根ざしたお店にしていきたいと話します。江ノ島駅付近にありながら観光客値段ではないランチ価格であったり、湘南の素材を使ったメニューを出しているなど、その工夫は至るところに見受けられました。
本場、香川県の讃岐うどんを提供したいという思いの詰まった「さぬきうどんKAI」。心もお腹もいっぱいになりました。
お近くの際はぜひお立ち寄りください。
さぬきうどんKAI
営業時間
10:00〜22:00(ラストオーダー21:30)
定休日
今の所なし
電話番号
0466-96-2225
支払い方法
現金、カード、電子マネー、QR決済(楽天Pay・PayPay)
禁煙・喫煙
禁煙
設備
カウンター8席、テーブル12席
アクセス
江ノ島電鉄「江ノ島」駅より徒歩4分
住所:〒251-0035 神奈川県藤沢市片瀬海岸1丁目5−2 クレモナ湘南WEST 2-A
駐車場:なし
基本情報
お店の種類
レストラン
ジャンル
和食
メイン料理
うどん
利用シーン
ランチ
こだわり条件
子ども歓迎