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トランプ人事は「不適材不適所」?

文化放送

ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティを務める「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日~金曜日15時30分~17時)、11月20日の放送では、「トランプ政権の人事が各国に与える影響」というテーマを取り上げ、毎日新聞論説委員の小倉孝保が解説に登場した。

長野智子「きょう入ってきたビックリ人事を1つ2つ紹介すると、医療保険担当に、また元司会者です。国防長官も司会者でしたけど。厚生省の傘下で公的医療保険を管轄するメディケア・メディケイド・サービスセンター所長に、元バラエティ番組司会者のメフメト・オズ氏を充てると発表しました。この方はドクター・オズと呼ばれ、医師で司会者。そのほか小倉さんが注目している人事というと?」

小倉孝保「注目人事ばかりです(笑)。ひとつ注目というかアメリカで話題になっているのが、司法長官です。下院議員のマット・ゲイツさんを。17歳の女性を買って性的な関係を持ったとか。違法薬物を使ったのでは、ということで調査されている対象なんです。その人を司法長官に。アメリカの司法長官というと、日本で言うと法務大臣と検察庁の検事総長を兼ねているような人なんです」

長野「はい」

小倉「司法をまとめている、そのトップにわざわざ、そういう疑惑がある人を」

長野「そうですね……」

小倉「よく『人事は適材適所』というじゃないですか。彼はできていると思っているかもしれませんけど、ものすごい不適材不適所になっている。いくらマット・ゲイツさんと仲が良くても。マット・ゲイツさんはずっとトランプ支持者だったらしいんです。かわいいやつだからどこかポストに、というのもわかるかもしれないけど、わざわざ司法長官にしなくても」

長野「それを言ったらトランプさんは有罪判決出ていますけどね」

小倉「もうひとつ厚生長官、日本でいう厚労大臣にロバート・ケネディ・ジュニアさん。この人、新型コロナウイルスが流行したとき、白人と黒人を攻撃対象にしているウイルスだ、という話をして。ワクチンにも懐疑的でね。懐疑的な人は一定程度いるけどアメリカで大勢ではない。医師の多くはワクチンを推奨してきた。暗殺されたロバート・ケネディさんの息子ですけど、大統領選挙の第3の候補だった。撤退してトランプ支持を打ち出した」

長野「はい」

小倉「そのとき要職で起用する気持ちはあるぞ、という話をトランプさんはしていた。どこかのポストを与えるだろう、とは話されていましたけど、わざわざ厚生長官にしなくても」

長野「本当ですよ。もしトランプ政権で何か感染症が起きたら本当に心配になる人事ですよね」

小倉「あらゆる心配が集まっているような人事じゃないですか」

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