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釣ったハゼを泳がせてウナギ釣りに挑戦【三重・伊勢市】今シーズンラストの釣行か

TSURINEWS

宮川で釣れたクロダイの幼魚(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

10月中旬、今年最後となるウナギ釣りへ6月に行った三重県伊勢市の宮川へ釣行した。前週は鈴鹿川河口、前々週は木曽川河口へ釣行したが、ウナギの顔を見ていない。すでに盛期を過ぎているが、マハゼをエサにすれば釣れるかもしれない。今回釣れなければ、今シーズンはこれが最後のウナギ釣りとなる。

宮川でウナギ釣り

自宅を午前7時に出発し、伊勢神宮のおかげ横丁周辺を観光した。気温は27度。暑くも寒くもなくちょうどいい。そよ風が心地良かった。

フィッシング遊・伊勢店でアケミ貝を購入し、宮川の釣り場には午後4時に到着した。宮川でウナギを釣る場合はライセンスが必要だ。日釣り券1000円、年券3000円。エサとともに遊で日釣り券を購入した。

宮川は入川券の購入が必要(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

まずはエサのマハゼ釣り

釣り場に到着。この日はアケミ貝でウナギ狙うが、同時にハゼでも狙うため、明るい時間にこのマハゼを釣る。エサはイシゴカイが最適だが、身が小さくウナギのエサとしては不向きなアケミの身を刻んで使用した。

最初は10mほど投げて底をトレースしたが、根掛かりでハリを消耗。誘うと根掛かりするので、2~3m手前に投げてアタリを待つとハゼが食ってきた。1匹目は妻だったが、私も数を競うように釣っていく。

1匹目のマハゼ(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

午後5時の夕暮れどきが一番よく釣れ、日が沈むとパッタリ止まった。1時間ほどの短い時間だが、エサにするには十分だ。ハゼ狙いでも数釣りできる釣り場だと分かった。

エサ用のマハゼ(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

日没後からウナギ釣り

日が沈んだところでウナギ釣りにスイッチ。サオは4本出し、2本はアケミ貝、残り2本はハゼを付けてスタート。

アケミ貝とハゼを付けたサオを4本出した(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

午後7時にアケミ貝に初めてアタリがあり、仕掛けを上げるとチンタが掛かっていた。30分後にもチンタがヒット。クロダイ狙いとしてポテンシャルがある釣り場のようだ。

チンタがヒット(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

ハゼの泳がせ釣りは不発

アケミ貝にはチンタ以降はアタリなし。ハゼは午後7時すぎに胴体から下を食いちぎられたが正体は不明。ハゼの切り身でも狙ってみたが全く反応がなかったので、午後9時すぎに納竿した。今回は出なかったが、ハゼの泳がせ釣りで何が釣れるか来年が楽しみだ。

今回はエサ確保のハゼ釣りだったが、ハゼは今が盛期で活性が高くよく釣れた。プルプルという手応えは面白かった。

釣り場の風景(提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)

<週刊つりニュース中部版APC・石川友久/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年11月8日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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