明大八王子高 卓球部女子全国へ 2年ぶり4回目の挑戦
戸吹町にある明治大学付属八王子高校の卓球部の女子が、きょう3月20日(木)から23日(日)まで岡山県で行われる「第52回全国高等学校選抜卓球大会」に出場する。高校野球でいう甲子園の春の選抜大会に相当する大会で、出場するのは2年ぶり4回目。キャプテンの阿部桜子さん(2年)は「全国選抜出場という目標を達成できたことをうれしく思う」と喜びのコメントを寄せた。
この選抜大会は、全国の高校から1・2年生のみが参加する大会で、毎年3月に開催される。阿部キャプテンを筆頭に、現在は女子のみ11人が所属している同部。今回の全国選抜には2年ぶりの出場だが、2021年から3年連続で3度出場するなど、その実力は折り紙付きだ。
明大八王子は昨年10月に行われた東京予選を2位で通過し、12月の関東選抜大会に出場。予選リーグやトーナメントを経て8位に入賞し、今回の全国行きの切符をつかんだ。
「いくぞ岡山」
男子学校対抗・女子学校対抗・男子シングルス(2部)・女子シングルス(2部)の種目があるうち、明大八王子が出場するのは女子学校対抗。グループAからIのうち、Dグループに入った明大八王子は、明豊(大分)と済美(愛媛)と総当たり戦を行う。各リーグの1位校が決勝トーナメントへ進出する。
キャプテンの阿部さんは、「『いくぞ岡山』という目標に向けて全員が本気で卓球に向き合ってきた」とコメント。その成果を関東選抜大会で発揮して、全国出場という同部の目標を達成した形だ。
顧問の田中秀明教諭は「苦しい東京予選、関東予選を気迫と粘り強さで通過することができた」と振り返り、「このチームでは初めての全国大会。八王子・東京・関東の代表として誇りと自信を持ち、他のチームにはない明るさとチームワークで岡山で暴れます。応援よろしくお願いします」と意気込んだ。
女子学校対抗には56チームが出場。20日は開会式で、21日から予選リーグが始まる。初戦は愛媛県の済美高校と対戦する。