関西弁!他県民の知らない「関西の方言」ランキング【体調編】
関西弁といえば、お笑い芸人の漫才などで全国的にも親しまれていますよね。でも、関西の方言には他県民が「えっ、それどういう意味?」と驚くような表現もたくさんあるんです。今回は、「体調」に関連した知られざる関西弁を大調査!地域や年齢によっては関西人でも耳にしないレアな方言もありますよ。それでは、ウェブアンケートにて総勢9,442名に調査した<関西弁!他県民の知らない「関西の方言」ランキング【体調編】>を発表します。
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【関西弁!他県民の知らない「関西の方言」ランキング【体調編】】
第1位 みぃはいる(筋肉痛)(2,060票)
第2位 ひやきおーがん(かんの虫などに効く生薬から作られた小児薬)(1,080票)
第3位 日にち薬(日が経てば徐々に病気が治る)(754票)
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)9,442名/調査日:2025年1月22日
みぃはる、ともいいます!1位はみぃはいる(筋肉痛)!
<投票者のコメント>
「力が入るかと思いましたよ⁉」
「ミハエル・シューマッハさんが浮かんでしまう」
「たまにつかうよ」
「みぃはいる」は、関西人がいう筋肉痛のこと。例えば、久しぶりに運動して筋肉が悲鳴を上げたときにこんな風に使います。「昨日からランニング始めたら、みぃはいってもうたわ…」「急に運動したら絶対そーなるで」「歩くのもえらいわ(※えらい=しんどい)」「歳いったらなかなか治らんな」。「みぃはいる」状態はちょっとしんどいけど、言葉にするとなんだかユーモラスに感じる響きですよね。
バツグンの知名度!2位はひやきおーがん(かんの虫などに効く生薬から作られた小児薬)!
<投票者のコメント>
「ひたすら???な感じです」
「この薬の存在を知らなかった」
「え?関西以外では知らないの!?」
「ひやきおーがん」とは「樋屋奇応丸株式会社」が販売している製品。かんの虫や夜泣きに良いとされる生薬を使っていて、関西の子どもを持つ家庭には伝統的に知られています。「ひやきおーがん」のすごいところはCMソングの知名度の高さ!「ひや♪ひや♪」と冒頭のフレーズを口ずさめば、ある程度の年齢以上なら「ひやの~♪」と続きを歌ってくれる人も多いはず。ただの薬ではなく、CMソングと一緒に親しまれている関西の文化なんです。
優しい使い心地の方言!3位は日にち薬(日が経てば徐々に病気が治る)!
<投票者のコメント>
「想像も困難」
「日が過ぎることにより、徐々に回復していくという表現の仕方は、なるほどなと思う」
「理解できなくもないかなぁ」
関西では年配の人がよく使う印象の方言、「日にち薬」。これは、病気や体調不良が「時間が経てば自然に治る」という意味です。「風邪ひいたんやけど、まだちょっと調子悪いなぁ」「あー、日にち薬やな。ちょっと休んでたら治るんちゃう?」「そやな、無理せんと寝とくわ」例えばこんな会話をよく耳にします。無理に治療するんじゃなくて自然な回復を待とう、というニュアンスがある優しい方言ですね。