やわらかなラム肉のジンギスカンでパワーチャージ!【福岡市・住吉】
栄養価が高くヘルシーと注目されている羊肉。今回は、住吉のバス停のすぐそばにある「羊の和。」のジンギスカンが絶品と聞き訪ねてみました。
店内は落ち着いた和の雰囲気です。テーブルと掘りごたつがあり、奥にはカウンターが1席あります(2名利用も可)。店主の久保川崇さんは、焼鳥や焼肉店で修業した後に、羊肉に魅せられ、4年前に「羊の和。」をオープンしました。
オーストラリアの中でも雄大な自然が広がるタスマニア産をメインに仕入れ、生後1歳未満のやわらかなラム肉にこだわっています。「ジンギスカンを食べ慣れていない福岡の人にも親しんでほしいと考えた末に、このラム肉に辿り着きました。穀物を食べているのでくさみがまったくないんですよ!」と久保川さんは話します。
まずはラムそのものの味を楽しみたくて「ラムの刺身」(880円)を注文。まるで馬肉のようなあっさりとした味わいです。専門店でも出すところが少ないというレアな「タン刺し」(1080円)もいただきました。こちらはねっとりとした食感でほんのり甘さが広がる一品です。
次はジンギスカンのために「四種盛り合わせ」(1680円)をオーダー。こちらは上肩ロース、ネギ塩ロース、辛ロース、タンを楽しめる定番セットです。ロースはどれもいくらでも食べられそうなさっぱり感。韓国の辛味噌で味付けしたロースもお気に入りになりました。また「厚切りラムタン」(880円)は、サクッと歯切れが心地よい小さなラムのタンを3〜4頭分味わえます。
そしてぜひものなのが「ラムチョップ」(1本680円)です。分厚くカットされているので、ラムの風味を存分に味わえます。豪快にかぶりつくと、もうたまりません!
「ラムは焼きすぎないのがコツです。レアかミディアムレアぐらいがおすすめですよ」と久保川さん。その言葉に従って、南部鉄器のジンギスカン鍋でレアに焼いて口に放り込みます。するとラム特有の風味が豊かに広がり、濃い旨味がありつつもさっぱりとした後味に感動! オリジナルの味噌醤油のタレ、ポン酢、岩塩をつけて味わうと、箸がとまらなくなります。そして肉の脂と絡んだ、契約農家から仕入れた野菜もしっかりおいしくて大満足です。
ほかにも「King of ユッケ」(980円)や「ラムタンビビンバ」(780円)など、ラムを存分に味わえるメニューが揃っていて、あれもこれも試したくなります。ラムの魅力に改めて気づかせてくれる「羊の和。」。店内には小さなワインセラーがあり、日本酒も揃っているのでラムと一緒にどうぞ!
じんぎすかん 羊の和。
福岡市博多区住吉3-5-2
092-271-3337