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【今週の『ONE PIECE』の話題は?】軍子のパンツスタイルはソウルキングファンの証!? コロンのためギャバンが犠牲になる不穏フラグ<1144話>

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

海賊王を目指し海へ出た主人公モンキー・D・ルフィとその仲間たちの活躍を描く、週刊少年ジャンプで連載中の漫画『ONE PIECE』(原作:尾田栄一郎氏)。

未知の島の心躍る冒険や強敵との痛快なバトルを通して仲間たちと絆を深め強く成長していく様は、まさにジャンプの三大原則「友情・努力・勝利」のど真ん中。その一方で、消された歴史や差別・奴隷制度などをめぐる世界の闇をも緻密な伏線と壮大な世界観で描き出す本作は、最終章へ突入した連載27年目の現在も怒涛の展開で読者の心を掴んで離しません。

3月31日(月)発売の週刊少年ジャンプに掲載された『ONE PIECE』第1144話“戦士の時間”では、神の騎士団が仕掛けたゲームの脅威がエルバフ各地に襲いかかるなか、麦わらの一味とコロン、さらにドリー&ブロギー率いる巨兵海賊団と“山喰らい”のヤーさんことギャバンが参戦! また、軍子の意外な好みからその服装の意図も明らかに? 本記事では、SNSでの反響とともに、最新話のポイントを振り返っていきます。

 
※本記事には『ONE PIECE』最新話(第1144話)のネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方等、ジャンプ未読の方はご注意ください。

 

“第一世界”“第二世界”の遺構? 3千年前の施設が登場

リプリーをガイドに、宝樹アダムのツアーに出かけているフランキーが辿り着いたのは「戦士の国」エルバフには似つかわしくない科学施設。

リリスによれば、ここは建立から3千年以上経過している施設だそうで、あまりに古いためエルバフにもなんの建物かは伝わっていないといいます。

3千年前ということは、もちろん900年〜800年前にあたる「空白の100年」よりも前から存在している施設なので、エルバフに伝わる“神典(ハーレイ)”における第一世界、または第二世界の時代に造られたということに。

“神典(ハーレイ)”に対応するように描かれたアダムの壁画右側には、現在以上に科学が発展している様子が記されていましたが、この施設は当時の暮らしや科学力を紐解く大きなヒントとなりそうです。

それにしても、これだけの大きな施設の概要が現在のエルバフには伝わっていないというのも気になるところ。「空白の100年」で歴史が途絶えてしまったということなのでしょうか。古代巨人族が建てたものなのか、さらに古くからエルバフの地に住む者がいたのか……何のために、なぜここに建てられたのかも今後明らかになることを期待したいですね。

 

昔のルフィみたい? コロンを守るため“左腕”が犠牲になるフラグ

神の騎士団が仕掛けたゲームで引き起こされた異常事態によって、麦わらの一味も巨人族も宴を中断し臨戦態勢に。特に酒に酔っていたドリーとブロギーは酒を全て吐き準備万端です。さらには心強いギャバンの姿も。

武器をとる大人たちを見て、ギャバンの息子・コロンも一緒に戦おうとします。一度は子供は安全な場所にいるようにと嗜められるコロンですが、その後こっそり出航の準備を進めるところをナミたちに見つかり一緒に出撃することに。

コロンといえば、幼い頃のルフィのようにシャンクスに船に乗せて欲しいと懇願していたことがあります。乗船のお願いをしてシャンクスに断られ、酒場の女店主になだめられるまで一連の流れはまさに第一話のルフィ。

そんな少年コロンが麦わらの一味と連れ立って戦いに出てしまったために、SNSでは「ルフィの時みたいに誰かが左腕を失うフラグなのでは」「今回は海賊王の“左腕”ギャバンが犠牲になってしまうとか……」と不穏な考察が浮上しています。

特に、前話でのソマーズ聖による「親子でやると最高なんだぜ!?このゲーム!!」「子は最も見たくねェ親の死を目の前で見て泣き叫ぶのさ!!」という発言があったうえで、同じ戦場にギャバンとコロンが親子で揃う形となるため、ふたりがソマーズ聖の毒牙にかかって苦しむ可能性が指摘されているようです。

ギャバンとソマーズ聖はビジュアルもどこか似ており、“愛”を語る点も共通していますが、それぞれが掲げる“愛”の形は対照的。海賊への憧れを胸に冒険心いっぱいで飛び出したコロンを守るために海賊王の“左腕”ギャバンが失われる……そんな不穏なフラグは是非とも回避して欲しいところ。

 

軍子はソウルキングのファンだった……! パンツスタイルはリスペクトの証か

今回衝撃的だったのは、軍子が食事の後にまるで儀式のようにいつも聴いているという音楽の存在。

なんとその楽曲はソウルキング(ブルック)が歌う「NEW WORLD」。新世界編に入りシャボンディ諸島で麦わらの一味が再集結する日、ソウルキングが最後のライブで歌った曲です。

キャラクターソングとして実際に音源化もされており、その歌詞の内容は「ある英雄の話 王になる男の話」という歌い出しから、「ビーサンに裸足」「その手に余りそうな大きすぎる夢 アイツが言えば叶う気がした」「仲間もかなり曲者」など、聴く人が聴けばまさにルフィとその一味を歌った曲であることがわかるようになっています。

麦わらの一味とは確実に敵対することになる神の騎士団員であり、こわいものは「ニカ」だという軍子。そんな彼女がルフィを歌ったブルックの曲を好んでいるとは何とも皮肉ですね。

また、「NEW WORLD」は後半に「パンツ見せて見せて見せて見せてもらってもよろしいですか?」とかなりブルックらしさの滲み出てた歌詞も。

そこで、読者の間では「軍子のパンツスタイルはソウルキングファンの証なのでは?」「あの格好はパンツを見せて欲しいソウルキングをリスペクトした結果なのか」という声もあがっています。

以前は軍子自身がボトムレスなスタイルでありながらソマーズ聖の下着には戸惑っていた様子から、フランキーと対峙したらどうなるか……などと囁かれていましたが、こわいものである「ニカ」(ルフィ)、大ファンであるソウルキング(ブルック)との邂逅も含め、今後麦わらの一味とどう関わっていくのか楽しみですね。

 
[文/まりも]

 

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