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草間彌生、京都で自身初の大規模版画展『―反復と増殖―』開催、音声ガイドに本人の肉声音声を収録、ナレーションは羽多野渉

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『松本市美術館所蔵 草間彌生 版画の世界―反復と増殖―』

草間彌生が4月25日(金)~9月7日(日)の期間、京都市京セラ美術館 新館 東山キューブにて、初の大規模版画展『松本市美術館所蔵 草間彌生 版画の世界―反復と増殖―』が開催される。

1993年『第45回ヴェネチア・ビエンナーレ』で日本を代表する作家として世界の舞台へと立った前衛芸術家・草間彌生(1929~)。版画作品を始めて発表したのは1979年だが、93年前後には版画制作に取り組んでいた。そこには米国から帰国後の死や苦悩をテーマにした作品とは対照的に、華やかなモチーフが色彩豊かに表現されている。それまでの抽象的な表現に加え、南瓜、ドレス、葡萄、花や蝶など日常的なモチーフが網目や水玉で構成され、明瞭な色彩をまとう。

「朝のかがやき (TWHIOW) 」2007年 (C)YAYOI KUSAMA【前期展示】

同展覧会では、世界最大級の草間コレクションを誇る草間彌生の故郷・長野県松本市にある、松本市美術館所蔵の版画作品に、作家蔵の作品を加えた約330点で草間彌生の版画芸術の魅力と軌跡を展観する。シルクスクリーン、エッチング、木版画、ラメなど様々な版画技法を網羅。初めての版画作品から、近年の代表作であり、モノクロームの大型シルクスクリーン作品「愛はとこしえ」シリーズまでを一挙紹介する。また、江戸時代の浮世絵の制作技術を継承する版元と、前衛芸術の「共創」で実現した富士山の木版画連作も大公開し、京都会場のみの作品を全点入れ替えるそうだ。

音声ガイドには本人の肉声音源も織り込む。自作の詩の朗読、詩に自らの曲をつけ歌うトラックなどを、声優・羽多野渉のナレーションとともに収録する。

ペアチケットなど、入場券はイープラスにて販売中。

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