超難関飛行、World Robot Summit過酷環境F-REIチャレンジ プレ大会の「標準性能評価ドローンチャレンジ」にDPA認定校から複数チーム参加し、見事入賞!
2024年10月4日、5日に、福島ロボットテストフィールドにおいて開催されたWorld Robot Summit(WRS)過酷環境F-REIチャレンジ プレ大会(主催:福島国際研究教育機構(F-REI)、共催:経済産業省)の「標準性能評価ドローンチャレンジ」において、DPA認定校から複数チーム参加し、操学舘ドローンスクールが入賞した
この大会には全国から強豪チームが集結し、過酷環境を想定した実践的な競技レーンが用意され、ドローン飛行技術を2日間に渡り競われ、熱戦が繰り広げられた。
今回、DPA認定校から操学舘ドローンスクール(那須管財)、DWSドローンスクール新潟村上校(富士電子)、NTPドローンアカデミー(NTPセブンス)の3チームが参加し、操学舘ドローンスクールが見事優秀な成績を残した。
来年10月のWRS本大会では、全世界から25チーム程度参加して、高難度の過酷環境ドローンチャレンジの開催を運営側では目論んでいる。
競技ルール説明
高成績を残した操学舘ドローンスクールチーム
チャレンジ競技会場全体風景倒壊家屋捜索想定訓練シナリオでは、DPA研究員が運営側メンバーとして公開デモンストレーション実施!
また、DPAからは田中栄次研究員が、運営側の競技検討委員メンバーとして参画しており、倒壊家屋捜索想定訓練シナリオの公開デモンストレーションで、災害現場さながら指揮官役としてドローンパイロットへ飛行指示をしたという。
<運営関連メンバー>右から、吉野DPA代表理事、秋山デモパイロット、木村3競技副委員長・長岡技術科学大学教授・IRS理事、田中DPA研究員・競技検討委員、富田説明員・元東京消防庁、下里DPAエグゼクティブプロデューサー
このチャレンジは、災害現場やプラントなどの過酷環境(シナリオ)を想定し、目視外、狭隘、暗所、横風、粉塵、倒壊家屋などの障害を設けた3レーンで、運動性能、探査性能、地図生成能力、自律性能の4つの評価基準でスピードと正確性を求める競技だ。
各チームは、動的に変化するフィールドで30分の制限時間内にドローンを操作し、性能を発揮することが求められました。また、正確性を測る採点基準には、DPAがIRS(NPO国際レスキューシステム研究機構)と共に啓蒙、普及活動をしている「NIST sUAV-STM(標準性能試験法)」が応用されている。
競技は次の4つのフィールドで行われ、各性能を評価するタスクが実施された。
<目視外、狭隘、暗所>
<横風ハザード>
<倒壊家屋シナリオセット>
評価内容は、以下のポイントとなります。
【倒壊家屋捜索想定訓練シナリオの公開デモンストレーション】
<ネット実況中継ライブ映像>
<デモ飛行風景>左から、田中DPA研究員・競技検討委員、秋山デモパイロット
このWRS2025過酷環境F-REIチャレンジは、ドローン技術のさらなる実用化を促進し、将来の災害現場での安全かつ効果的なドローン活用に大きな期待を抱かせるものとなると考えられている。
2025年10月過酷環境F-REIチャレンジFUKUSHIMAについてはこちらをご覧ください。。
専門家の解説による実況動画は以下をご覧ください。
World Robot Summit
DPA