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【寒川町】ストリート競技 初の祭典 10月4日、さむかわ中央公園にトップ選手集う

タウンニュース

体験会に参加する白井選手(左)と内野選手

寒川町は10月4日(土)、さむかわ中央公園で「ストリートスポーツフェス」を初開催する。スケートボードなどストリートスポーツを町の新たなシンボルとして定着させ、地域活性化や青少年育成につなげるのが狙いだ。

ストリートスポーツを活用したまちづくりを推進しようと企画された同フェス。町がこうしたイベントを開催するのは今回が初めてだ。

当日は、プロスケートボーダーの白井空良さんをはじめ、世界大会で12回の優勝経験を持つBMXフラットランドのプロ選手内野洋平さんら、寒川町在住やゆかりのトップ選手たちが集結する。

イベントは2部構成で、第1部は午前10時から正午まで、第2部は午後1時30分から3時30分まで競技の体験会を実施する。また各部終了後に参加選手によるデモンストレーションや「お楽しみイベント」なども予定されている。参加無料で申し込みは不要。「駐車場が混雑するため公共交通機関をご利用ください」と担当者。

フェス開催の背景

同町では、20代前半の在住者の転出超過が進み「若者に選び続けてもらえるまちづくり」が課題となっている。

こうしたなか、2019年にスケートボードやBMXの専用施設である「THEPARKSAMUKAWA」が同町倉見にオープン。同年、世界大会「ARKLEAGUE」も開催された。

これをきっかけに、白井さんをはじめとしたトップ選手が充実した練習環境を求めて、活動拠点を寒川に置くように。町の知名度向上にもつながったことから、ストリートスポーツを活用した地域活性化を進める方針を決めた。

現在は28年1月のオープンを目指して、練習や大会・イベントが開催できる「寒川町ストリートスポーツパーク」を同町一之宮に整備する計画も進んでいる。

フェスの詳細は同町のホームページから。(問)同町スポーツ課【電話】0467・74・1111

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