【久留女木 竜宮小僧の会】棚田遺産に認定の美しい風景を未来に残したい!お米の収穫体験会を開催/浜松市
美しい景観から「つなぐ棚田遺産」に認定
浜松市浜名区にある、久留女木(くるめき)の棚田。総面積は東京ドームおよそ1.5個分です。
800枚ほどの田んぼがあり、その美しい景観から、農林水産省による「つなぐ棚田遺産」にも認定されています。
そんな棚田の風景を、未来に受け継ごうという取り組みが行われています。
10月行われたお米の収穫体験会です。久留女木の棚田を守ろうと作られた、有志の団体によって開かれました。
年々地元の耕作者が減っている棚田で「お米作りをしてみたい」という仲間を増やすことが目的です。
参加者からは、「けっこう楽しいです。やっぱり作るところから体験すると、ありがたみと味が全然違うと思います」
「大変という気持ちより楽しい。稲を刈ったり結んだりするところが楽しい」という声が聞かれました。
体験会には、普段から棚田で耕作をしている地元の大学生も参加。この日は2時間半の作業で、およそ150キロのお米を収穫しました。
西本会長:地域にとっては、一番大切な場所です。「ここでお米を作ってみたい」という気持ちになってくれる人が一人でも増えてくれたらありがたいです。次世代に繋がっていく子供たちに、(棚田を)守っていく大切さなどを分かってもらえたらと思っています。
美しい棚田の風景を後世に残していくために、これからも活動は続いていきます。
(2024年11月2日放送)