「子らの笑顔を咲かせて」母校に桜寄贈
赤穂出身で赤穂観光大使も務める大徳寺黄梅院=京都市北区=の小林太玄住職(86)が母校の坂越小学校に桜の若木1本を寄贈。5日に小林住職も参加して植樹式が行われた。
2023年度に創立150周年を迎えた母校にお祝いの気持ちを込めて贈呈。春だけでなく秋にも花を咲かせる二度咲きが特徴の「十月桜」という品種だという。
植樹式には牟礼正稔市長も出席し、PTA役員や児童ら約40人が順番に木の根元にスコップで土をかけた。小林住職は「小学校の頃が人格形成において最も重要な時期」と児童らの健やかな成長を願い、大谷尚弘校長は「桜の木に負けないくらい元気な子どもたちを育みたい」と応じた。