書に込めた思い楽しむ 書人展に多くの人出
鶴見書人会が主催する「鶴見書人展」が、サルビアホールで開かれた。
同会は、区内在住者など鶴見にゆかりのある書人、書道愛好家が所属する団体で、発足から50年以上の歴史を持つ。
今回で57回目となった同展。当日は46人の会員が一流一派にこだわらず、大小さまざまな作品を展示。漢詩を自身の書に起こしたものや篆書、トンパ文字などが展示され、来場者からは「書道にはあまり詳しくないですが、文字の違いや作者の一言がそれぞれの作品に添えられていて面白かった」などの声が聞かれた。
同会の阿部跳龍会長は「多くの方に来場いただきありがたい。様々な書を見て、改めて書に親しみを持ってもらう良い機会になってくれたら」と笑顔で語った。