みつ葉ってこんなにおいしい♡赤穂のみつ葉専門カフェ「青とそよ風ノここち」でみつけた新発見♪ 赤穂市
「みつ葉が主役のカフェ」って想像できますか?赤穂市にある「青とそよ風ノここち」は全国的にも珍しいみつ葉に特化したメニューが楽しめるカフェです。
2024年の夏にオープンした同店は、店名のようなさわやかな看板が目印のお店。
4代続くみつ葉農家「なべしまファーム」さんが開設したカフェは、兵庫県でも珍しいみつ葉を水耕栽培する専業農家さん。カフェを切り盛りするのはみつ葉をこよなく愛する笑顔が素敵なオーナーの鍋島晴美さんです。
こじんまりとした店内は温かみがあってとても居心地がよく、静かに流れるカーペンターズの音楽と共にゆったりとした時間を過ごせそう。
2階はアンティークな家具や小物に囲まれてさらに素敵な空間。都会の喧騒から離れ静かで隠れ家的な雰囲気が落ち着きます。
「みつ葉の魅力を発信したい!」廃棄されるみつ葉を商品化するだけではなくカフェメニューとしてお客様に喜んでもらいたい思いから始めた同店のメニューは通常メニューに加えてとにかく”みつ葉つくし”!みつ葉好きでもそうでなくても、ぜひ味わってもらいたいメニューを紹介します♪
スーパーなどの店頭に並ぶみつ葉が50gのところ、なんと贅沢に60gも使用しているという「みつばななスムージー」はいただく直前にみつ葉の香りが鼻を抜け、みつ葉の存在感たっぷり。材料はみつ葉に加え、甘酒・バナナ・牛乳のみで甘さも控えめ。これ筆者的に、はっきり言っておいしいんです!健康志向の人にはうってつけでみつ葉好きな方にはぜひおススメしたいメニューです。
野菜たっぷりの「ブランチ」のパンの上には、お手製のみつ葉バター。初めて口にするみつ葉とバターのまろやかな風味が筆者お気に入りです。ハマ珈琲焙煎のコーヒーは苦みや酸味のクセもなく飲みやすい味わい。
ブランチに添えられたショートパスタは「西播磨フードセレクション」でグランプリを受賞した「みつ葉のジェノベーゼソース」で和えたもの。2年以上かけて試作を繰り返したという万能ソース(税込700円)は店内でも購入可能。クルミがアクセントになっていて、パスタやピザ、カプレーゼとしても楽しめます。
農家ならではの強み得点はこんなところにも!なんとブランチの生野菜は何度でもおかわり自由というから驚きです~。とにかく野菜がおいしいので遠慮せずにぜひ「おかわり」って言ってみてくださいね。
やさしいみつ葉の香りがする「みつ葉シフォン」はさっぱりした甘さでいくらでも食べられそう。添えられた「みつ葉のジェラート」は4種類あり、その日によって違った味が楽しめます。
なべしまファーム監修のもと、ご近所にあるジェラート専門店「TETE」さんが作ったジェラートはカフェで購入可能。カフェで食べられなかった味も含めて4種類全部試してみたくなりますよね~。
ムジカティさんの茶葉を使用した「スペシャルティー」は現在2種類。たっぷり2杯分入ったティーコーゼ付きのポットで提供される紅茶は、途中でザラメを入れたり差し湯をしたりしてゆっくり味わうことができます。
夏に向けてはみつ葉のジェラート・みつ葉白玉・みつ葉ゼリーなどみつ葉スイーツ尽くしの「みつ葉白玉ぜんざい」もおススメだそう。
「和のハーブ」といわれるみつ葉は香味野菜の中ではクセがなく食べやすいので用途は無限大。同ファームが栽培している「白茎みつ葉」は軸がしっかりしていて肉巻きやしゃぶしゃぶにも適しています。
みつ葉愛たっぷりのオーナーさんが作るみつ葉メニューは、みつ葉嫌いでも克服できたお客さんもいるほど新鮮でおいしいというのも納得。ひとくち、ふたくちと食べるごとにマイナーだった添え物が副菜としてランクアップすること間違いなしです!
場所
青とそよ風ノここち
(赤穂市中広2004)
営業時間
10:00~16:00
定休日
月曜日、水曜~金曜日、日曜日
駐車場
4台あり、あとは要相談