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生まれて初めて「湯たんぽ」を使ってみたら、昔の生活に思いを馳せることになった

ロケットニュース24

寒すぎる。着々と春に近づいているはずなのだが、まだまだ寒さが緩む気配はない。

こんな時、頼りになるのは布団だが……その布団も、時として牙をむいてくる。

家が冷えていたせいで布団も冷えており、入った瞬間に体温を全部持っていかれた経験がある人は筆者だけではないはずだ。

そんなある日、友人から湯たんぽを使い始めたという話を聞いた。

【画像】電源ケーブルの差込口が初めて見る形だった

・湯たんぽデビューしてみた

友人曰く、湯たんぽを使い始めてから就寝がかなり快適になったらしい。湯たんぽか~……実はこれまでに1回も使ったことがないんだけど、そんなに違うのかな?

──などと思っているうちに、先日筆者が住んでいる新潟県に大雪が降った。

暖房をつけているのに部屋がなかなか暖まらず、頼みの綱の布団も連日冷え切っていてさすがに無理。

ということで、筆者もついに湯たんぽデビューを決めた。今回購入したのは、楽天市場で売られていた「poca+(ポカプラス)」という商品。価格は税込2980円だった。

湯たんぽというとお湯を沸かして使うものだと思っていたのだが、今はこういった電気を使うタイプもあるらしい。

セット内容はこんな感じ。本体、電源ケーブル、カバー、取扱説明書の4つが入っていた。

本体の中には液体が入っているようで、チャプチャプと音がする。この液体を同じく中に入っている装置が加熱することで、すぐにお湯にすることができるようだ。

さっそく電源ケーブルを差込口に接続して蓄熱開始。ちなみに「poca+」は、蓄熱時に布団の上に置いたり、折れ曲がった状態にしたりしてはいけないそう。

蓄熱中は、電源ケーブルについている赤いランプが点灯する。

蓄熱完了まではしばらくかかるかな、と思っていたのだが……おそらく10分も経たないうちにランプが消灯して蓄熱が終わっていた。早くない……!?

触ってみると、確かに本体はぽかぽかになっている。触った瞬間はちょうどいいけど、長時間触っていると熱く感じるくらいの温度だ。

これをふわふわのカバーの中に入れたら準備完了!

それでは実力を見せてもらおう。ほかほかの湯たんぽと一緒に布団の中に入ってみると……

…………あったけぇ…………

この日の布団もなかなかの冷たさだったのだが、自分以外の熱源があるだけで熱の奪われ方が全く違う。

足元の方に移動させてみると、まるでこたつの中に入っているみたいだ。

末端冷え性で足先が冷たいまま眠るのがお約束だったのだが、この日は久々に足先がしっかり温かくなっているのを感じた。幸せ……!

後日、今度は寝る30分ほど前に足元に湯たんぽを仕込んでみたところ……大正解。

湯たんぽを置いた場所を中心に掛け布団も敷布団もほんのり温かくなっており、すぐに冷え切った足先を温めることができた。

これは確かにかなり快適──……!! 友人へ、教えてくれてありがとうございます!!!!

・納得のアイテムだった

「今まで使ってこなくても大丈夫だったし、なくても何とかなるんじゃないか」と思っていたけど……もう湯たんぽがない生活には戻れないな。

これは昔から使われている道具であることにも納得だ。昔は暖房器具が現代ほど発達していなかったから、布団の中をぽかぽかにしてくれる湯たんぽってかなり神アイテムだったんじゃないかな?

まさか湯たんぽの購入がきっかけで昔の生活に思いを馳せることになるとは思わなかった。

起きている時は先日ご紹介した「ココピタ」、寝る時は湯たんぽでしっかり体を温めて、今年の冬を何とか乗り切ろうと思う。

もし筆者のようにまだ湯たんぽを試したことがない方がいたら、是非一度この快適さを体験してみてほしい。冗談抜きで革命が起こります。

参考リンク:楽天市場
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.

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