【河津・踊り子温泉会館】桜まつり限定! 絶品お花見弁当と天然温泉を楽しむ特別プラン
河津桜はいつもより遅い開花しているので、これからが本番。お花見と一緒に楽しめるスポットを紹介します。話題の料理人が手掛ける絶品のお花見弁当と天然温泉を楽しむ特別プランで、ぜいたくなひとときを過ごしました。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ3月9日まで桜まつり延長
例年は2月1日から2月28日までの1カ月間開催される「河津桜まつり」。
ところが2025年は寒さの影響で開花が遅れており、3月9日まで開催期間の延長が決まりました。
というわけで、花はこれからが本番。今からでも遅くありません。伊豆半島の南にある河津町に、早咲きのサクラを見に出かけてみませんか。
料理人の技が光る特製お花見弁当
サクラ並木から車で5分、「踊り子温泉会館」に到着しました。
河津町が運営するこの施設では・天然温泉を楽しめるだけでなく、スペシャルな料理が味わえるのです。
その料理を手掛けるのは、「さくらの宿 一膳」の主人、深沢善久さん。
有名ホテルで和食の修行をしたのち、2023年12月に河津町に宿を開業した深沢さん。いま河津町で最も注目されている料理人です。
その料理の評判から、2025年の桜まつり限定メニューを依頼されました。
深沢さんが作り上げたのは、1日4組限定の「九種玉手箱のお花見弁当(セットプランで6600円~)」。
さくらの宿 一善・深沢善久さん:
和食一筋30年できましたが、その集大成です
9種のおかずが詰め込まれ、煮付けからエビチリ、カニの爪まで、どれもこだわりの食材と手法で作られています。
玉手箱の中身を紹介
まず目を引くのは、伊豆半島の名物であるキンメダイの煮付け。口に運ぶと、ほどよい脂のり、後味はあっさりとしています。
さくらの宿 一善・深沢善久さん:
口に残らず、すっと引くようにキンメダイの煮付けは仕上げています
続いて、伊豆の白身魚を使った「地魚南蛮漬け」。魚はかみ応えがあり、酸味のバランスが絶妙。
味の濃いもの、薄いもの、しょっぱいもの、甘いもの、コントラストをつけて玉手箱に詰め込んだそうです。
他にも深沢さんが毎朝焼き上げる「玉子焼き」や、伊豆の茎ワサビを使った香の物「茎わさび三杯酢」。
さらに手作りの「プリン」には河津桜が添えられるなど、どれもひと手間、一工夫が加えられています。
サクラエビの風味広がる特製ご飯
お弁当の中でも特に注目なのが、「桜海老ごはん」です。
サクラをイメージしたぜいたくな一品で、ほのかに香るサクラエビの甘みが口の中に広がります。
さくらの宿 一善・深沢善久さん:
駿河湾の特産で、だしにシラスを使っておりますので、ご飯の甘みとサクラエビとシラスと三位一体の攻撃です
深沢さんの一撃にKOしそうです。
天然温泉と絶品弁当のセットプラン
このお弁当は、天然温泉と一緒に楽しめるセットプランとして提供されています。
1人6600円からで1日4組限定。踊り子温泉会館の休憩室で、桜並木が見える窓際の席を3時間貸し切りにして、お弁当をゆっくり味わうことができます。
河津桜祭りの延長に伴って、このプランも3月7日まで延長されています。予約が必須となっており、河津町観光協会のHPからアクセスできます。
舌で感じる春。サクラとともに河津町ならではの味覚と温泉で、特別な思い出を作ることができそうです。
■施設名 踊り子温泉会館
■住所 静岡県河津町峰457-1
■営業時間 10:00~21:00
■定休 火
■問合せ 0558-32-2626