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【伊東・R65】隠し味は「シイタケ」人生をささげた職人の究極ジェラートを伊豆高原で

テレしずWasabee

テレしずWasabee わさびー

静岡・伊東市の伊豆高原に、3月10日にジェラート店がオープンしました。ホテルオークラ東京や銀座の星付きレストランなどで15年以上の修業を重ねた、ジェラート職人による特別なジェラートが食べられます。

伊豆高原にある本格ジェラート店

伊豆高原ジェラート工房R65(伊東市八幡野)

伊豆急行・伊豆高原駅近くの国道135号線から、サクラ並木の道をのぼっていくと、のぼりが立ったおしゃれな建物が見えてきます。

「伊豆高原ジェラート工房R65(アールロクゴー)」では、静岡県内で生産された、こだわり食材のジェラートが食べられます。

ちなみにR65とは、実家が経営していたペンションの看板犬であるラブラドールレトリバーのRと、オーナーの名字である六郷(ろくごう)の65を組み合わせた名前です。

店内の様子 注目の保存容器「ポゼッティ」

ジェラートが入った12個の金属容器

店内には12種類のフレーバーのジェラートが並んでいます。

通常ならジェラートが見えるケースに入っていますが、R65では高い品質を維持するため「ポゼッティ」とよばれる金属の器に入れています。

ポゼッティなら、窓から入る直射日光や空気による乾燥といった外部からの影響が防げるため、ジェラートを高い品質のまま維持できるのだそう。

ジェラートの品質を重視しているお店のほとんどはポゼッティを導入しているそうです。六郷さんいわく「ポゼッティを置いているジェラート屋さんなら、まずハズレはないですよ」とのこと。

R65のメニューと値段

ほとんどが静岡県産の食材で作られています

きらぴ香×塩麹のソルベ(カップ・シングルの場合540円)」や「金柑×ホワイトチョコ(カップ ・シングルの場合540円)」など、はじめて見るフレーバーがたくさんあり、どのような味なのか気になります。

オーナーの六郷祐太郎 さん、友美さん夫婦は、実際に食材をつくっている農家やお店へ足を運び、生産者の思いやお話を聞いて、食材を選んでいるそうです。

コーンかカップ シングルからトリプルまで選ぶ

ジェラートと一緒に楽しめるようコーヒーメニューも充実しています。

コーヒー豆は、伊東市の大室高原にある「ロロシトア」というフェアトレードのお店から、ネパール産の「Him Cafe」という豆を仕入れています。

またエスプレッソは、南伊豆町にある「moksa(モクサ)」というお店から完全焙煎された豆を仕入れており、まさに静岡県内の「おいしい!」が集まった場所です。

気になるジェラートの味は?

ふわっふわな「朝霧高原搾りたてミルクジェラート」

早速ひとつ注文してみましょう。「朝霧高原搾りたてミルクジェラート(カップ 540円)」です。カップを注文した際に必ず付いてくるミニコーンがかわいらしい。

ミルクの濃厚なお味とコクがたまりません。ジェラートに、つぶつぶが入っているのですが、バニラビーンズかと思いきや、なんと静岡県産の「生しいたけ」でした。

生しいたけが入っていることで味にコクが生まれるそうです。食べた瞬間に感じたコクは、ミルクのみから生み出されるものではないのですね。

続いて「Gelato di montagna – omuro さえみどり×バジル(コーン 590円)」です。

Gelato di montagna – omuro さえみどり×バジル(590円)

伊東市のシンボル的観光スポットである大室山をイメージして作った味で、静岡県産の高級茶さえみどりに、バジルが加えられています。

ジェラートにバジル!?と思うかもしれませんが、お茶の味とバジルの香りが抜群に合うのです。

さらに「石川農園 きらぴ香×塩麹ソルベ(カップ 540円)」は酸っぱさがなく甘みいっぱい。

石川農園 きらぴ香×塩麹ソルベ(540円) 

静岡・富士宮市にある石川農園でつくられた、きらぴ香という品種のイチゴに塩こうじのソルベが加えられています。

塩こうじや発酵食品について勉強しているときに思いついたという六郷さん。フルーツに塩こうじのソルベを加えることで、うま味がより引き立つのだそうです。

R65でのジェラートの楽しみ方

天気がよい日はぜひお外で

店の外にあるウッドデッキに腰掛けてジェラートを食べてみてはいかがでしょうか。

春になれば、目の前の並木道がサクラだらけになります。

サクラを見ながら絶品ジェラートが食べられるなんてぜいたくですね。

窓の外をぼ~っと眺めながら食べるジェラートも格別

店内の窓側にはカウンター席が4つ用意されていますので、店内でゆっくり食べることもできますよ。

全面ガラス張りなので、ここからもサクラ並木を眺めることができます。

店内にはアイスケースに入ったジェラートも販売

店内ではお土産用のジェラートも販売されおり、以下のようなフレーバーがあります。

・朝霧高原搾りたてミルクジェラート
・橙×ジャスミン×カルダモンのジェラート
・アイランドルビー×伊東の柑橘ソルベ
・カリカリクルミ×シナモンミルクジェラート
・牧場ヨーグルト×いまきた養蜂園の蜂蜜ジェラート
 ※ラインナップは時期により変更する場合あり

お土産用のジェラートは全13種類あります。オンラインショップなら、6個入りと12個入りのBOXも選べます。

「静岡県産食材のすばらしさ伝えたい」

店内には工房があり、窓から中の様子が見える

店内にはジェラート工房もあり、ここで全てのジェラートを手作りしています。

また静岡県内で生産された食材にこだわって使っています。

R65・六郷祐太郎さん:
ジェラートなので、まずミルクの仕入れ先を探しました。偶然、朝霧高原「なかとみ牧場」を知り、訪ねたところ、とても濃厚でおいしく、何より牧場主の人柄やこだわりに魅力を感じました。牛乳のほかにも静岡県内で生産されている食材の魅力について聞き、そのすばらしさに“覚醒”し、ジェラートで静岡県の魅力を伝えたいと思ったのです

左)六郷祐太郎 さん 右)六郷友美さん

他店では見たことのないR65ならではのフレーバーは、六郷さんの長年の修業や、国内外での食べ歩き、生産者との対話によって磨かれた知識と勘、そして試行錯誤の結果生み出されたものばかり。

フレーバーのラインナップは、季節により少しずつ変わったり復活したりするので、何度訪れても楽しめます。

静岡県の魅力を伝えたいという熱い思いを持った、六郷さんにしか作れない究極の本格ジェラートをぜひご堪能ください。

■店名 伊豆高原ジェラート工房R65
■住所 静岡県伊東市八幡野1298-37 くぬぎテラスD棟
■営業時間 10:30~16:30
■定休 火・水
■問合せ 0557-35-9172
■駐車場 4台あり

取材/奥村奈央

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