2度目の全国制覇 伊賀FCくノ一OGらのチーム「Legame」
過去最多のメンバー集結
30歳以上の選手が対象の「全日本O‐30女子サッカー大会」に出場した、伊賀FCくノ一三重のOGが中心のチーム「Legame(レガーメ)」が7大会ぶり2度目の優勝を果たした。
同大会は静岡県裾野市で3月15から17日まで開かれ、地区予選を勝ち抜いた16チームが参加した。レガーメは4チームずつのリーグ戦で全勝し、1位トーナメントに進出。準決勝は東京都のチームに2‐1で競り勝った。
昨年決勝と同じ相手
決勝は、3連覇を目指す「シュピーニ大阪」と2大会連続で対戦。昨年は0‐1で敗れたレガーメが、1‐1で突入したPK戦で制して2018年以来の頂点に立った。今大会には各地から過去最多のメンバーが集まり、全国制覇を喜び合った。
チーム名は伊語で「つながり」や「絆」を意味し、今年で発足10年目を迎える。三重県伊賀市在住の宮本ともみさん(46)は大会前、「サッカーを通じて知り合った仲間と年に1回会える機会を楽しみつつ、しっかり勝ちたい」と話していた。
同市在住で監督兼選手の小山美佳さん(51)は大会を終え、「メンバー入りできない選手もいたが、得点を全員で全力で喜び、皆がやるべきことをしてくれた。一つにまとまれるチームが優勝できるということを実感した」と仲間たちをたたえた。