のんびり過ごす宝塚。夢の世界へと続く『花のみち』で癒しのさんぽタイム♪ 宝塚市
宝塚といえば歌劇、キラキラ、非日常…というイメージがありますが、実はふらっとお散歩するだけでもとっても気持ちのいいエリア。この日筆者は宝塚駅から宝塚大劇場まで、ゆったりと『花のみち』(宝塚市)を散策してみました!
この日のスタートは阪急宝塚駅。改札を出て階段を降りると、目の前に現れたのは宝塚ゆめ広場『タカラヅカレビュー』像!さすが宝塚!と言いたくなるその神々しさに思わずシャッターをパシャリ♪
そして宝塚の玄関口ともいえる商業施設「宝塚ソリオ」を通り抜けると、現れるのが『花のみち』です。
1924年の宝塚大劇場開場により造成、“宝塚歌劇へ続く花道”という意味をもつこの通り。
街灯や石畳、並木道に囲まれた通りはまるで異空間!外は灼熱の暑さですが、並木が作り出す木陰と通り過ぎる心地よい風に癒されます♪
阪急電鉄や宝塚歌劇団をはじめとする「阪急東宝グループ(現・阪急阪神東宝グループ)」の創業者、小林一三先生の石碑も発見しました。すこし前に最盛期を迎えていたであろう紫陽花も少し残っていて、花々に囲まれて歩くだけでいい気分に♪
池田理代子さん原作の人気作品「ベルサイユのばら」を舞台化し、当時一斉を風靡した宝塚歌劇団。この通りにはベルばらモチーフのモニュメントも設置されており、主役の男装の麗人「オスカル」とそれを支える「アンドレ」の像は、題名通りバラの花に囲まれて立っていました!美しい~!
春には並木の桜が一斉に咲き誇り、その美しさに多くの人が足を運ぶこの道。ところどころにベンチが設置され、ゆっくりと座りながら花々を鑑賞したり、おしゃべりを楽しんだりするのも素敵。
花のみちの先にはもちろん「宝塚大劇場」も。花のみちセルカと繋がる陸橋の上からはこんな宝塚らしい特別な景色もみられます♪
西側へずっと歩いていくと、「宝塚市立文化芸術センター」や「宝塚市立手塚治虫記念館」などの文化スポットも!手塚治虫先生のフラッグやイラストも飾られており、漫画ファンにもたまらない通りになっています♪
ちなみに、花のみちのすぐ北側には「花のみちセルカ」という商業施設があり、カフェやレストラン、宝塚らしいキラキラアイテムが多く揃うショップなどもちらほら。
この日は寄り道して有名なサンドイッチ専門店「ルマン」でエッグサンドを購入しました!
なんとなく「観劇しないと行きづらいな~」と思っていた「花のみち」ですが、お散歩をするだけで十分優雅な気分を堪能できた筆者。道も整備されていて歩きやすいため、お散歩で利用する人やランナーなどもちらほら。地域に溶け込む身近な癒しスポットなんですね。
季節ごとに咲く花や表情も異なるそうなので、次は桜の時期にまた歩きたいと思います!
場所
花のみち
(宝塚市栄町1丁目)