ただ食べるだけじゃ勿体ない……!【納豆】効率アップを期待できる時間帯と最適な食べ方
健康にいいとされる発酵食品の代表格「納豆」。腸活でも注目され、豊富な栄養があることで知られていますが、実は食べる時間帯によってその効果が異なることはご存じですか?今回は、納豆を食べる時間帯による効果の違いと、納豆の最適な食べ方について解説します。納豆の健康効果をさらに引き出す方法もご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
納豆は食べる時間で効果が変わる!?
朝に納豆を食べると、良質なタンパク質により体の代謝が上がり、一日の活力を高める効果を期待できます。
体の冷え予防にもなるので、冷え性の方に◎
また、納豆に含まれる食物繊維によって腸内環境が整えられると、便秘の改善にもつながります。
腸の動きは朝の方が活発なため、納豆の整腸効果を得やすいんです。
一方、夜に納豆を食べると、血液をサラサラにする働きを持つナットウキナーゼという成分により、睡眠中の血流が改善されるといわれています。
特に、高血圧や脳梗塞などの予防に効果的。
また、睡眠中の体内時計のリズムを整えて、質のいい睡眠を促進する効果も期待できますよ。
期待したい効果に応じて、食べる時間を選んでみてはいかがでしょうか?
納豆は非加熱で食べるのがベスト!
パスタやチャーハンなど、いろいろな食べ方を楽しめる納豆。
しかし実は、豊富な栄養を逃さないためには「加熱せずに食べる」のがベストなんです!
納豆に含まれるナットウキナーゼは熱に弱く、加熱するとその効果が失われてしまいます。
血液サラサラ効果を期待して食べるなら、納豆ご飯を食べるときも熱々のご飯にのせるのはおすすめしません。
少し冷ましてからのせるか、別の皿に取り分けて食べるのが◎
また、納豆のタレを「納豆を混ぜたあとに入れる」のも大事なポイントです。
納豆だけで混ぜたほうがタレを入れてから混ぜるよりも粘り気が強くなり、ナットウキナーゼの吸収率がさらにアップします。
W発酵食品で効果倍増!
納豆の健康効果をさらに高める方法としておすすめなのが、「ほかの発酵食品と組み合わせる」こと。
発酵食品同士の相乗効果で、腸内環境の改善を期待できます。
定番の組み合わせといえば「納豆×キムチ」。
ねぎや海苔を合わせても美味しいですよ。
「納豆×塩麹」の組み合わせもおすすめです。
納豆1パックに塩麹とごま油各小さじ1を混ぜ、お好みで付属のタレを適量加えてください。
刻み昆布や大葉などを加えると、また一味違うになりますよ。
納豆の健康効果を最大限に享受しよう
朝と夜で異なる健康効果を持ち、非加熱で食べることでその効果を最大限に発揮する納豆。ほかの発酵食品と組み合わせれば、さらに効果が増します。
日々の食卓に納豆を取り入れ、美味しく食べながら健康な体を目指しましょう!
◆ライター / satomi
食べること、作ることが大好きな30代。
夫婦揃って美味しいものに目がなく、週末はごはん屋さんを巡ってあちこち街歩きを楽しんでいます。
家ではハーブや野菜を育てたり、肌荒れ改善のために飲んだ甘酒をきっかけに発酵食の魅力に取り憑かれ、手軽に作れる発酵ごはんや発酵スイーツを日々研究中です。
自分の経験を活かしながら、大好きな食を通じて「美味しいしあわせ」をお届けできれば嬉しいです。
保有資格:オンラインフードクリエイター