【守谷市】フラワーロスに触れて感性を育んで「規格外のお花でアレンジメント!」6月28日開催
子どもを対象に、規格外の花に命を吹き込む体験型企画が、守谷市市民交流プラザで開催。花の流通を学ぶ機会にもなります。屋外広場では、切り花と苗の販売も行われます。
※参加募集は定員に達したためすでに締め切り
※写真はいずれも昨年の様子
規格外、フラワーロスって何だろう
「皆さんは『フラワーロス』をご存じですか」
――そんな問い掛けから始まる体験型企画が、守谷市市民交流プラザで開かれます。
市場出荷に適さない「規格外」の花を用いて、子どもたちが自由にフラワーアレンジメントを楽しむもので、今年で2回目。
企画を発案したのは守谷市民活動支援センターの髙橋真美センター長。
園芸療法士の資格を持ち、市民向けの「花育」講師も務めています。
コロナ禍で花を使用するイベントが次々と中止になった頃から、廃棄される花の増加に心を痛めていたそうです。
そんな時、髙橋さんはフラワーカーで移動販売を行っている、つくばみらい市の花農家、海老原寛孝・映理さん夫妻の存在を知り、実際に訪問。
2年間の準備期間を経て、昨年企画が実現しました。
好きな花を好きなようにアレンジ!
アレンジメント教室の対象は年長から小学6年生まで。
子どもたちは、好きな花を好きな本数選んで思い思いの作品を作り、完成したアレンジメントは持ち帰ることができます(募集は終了)。
また当日は、規格外の切り花や苗の一般販売も行われます。
「花は、鑑賞できなくなった時点が消費期限と思われがちですが、農家にとっては出荷基準に合わない段階で廃棄対象となるのです」と髙橋さん。
花の流通の仕組みも子どもたちに伝え、「花を通じて感性を育み、心の安らぎを感じてほしい」と語っています。
今後は大人向けの展開も視野に、花農家と市民がつながる場をつくりたいと話してくれました。(取材・執筆/ふくちゃん)
規格外のお花でアレンジメント!
日時/6月28日(土)午後1時30分~午後3時
場所/守谷市市民交流プラザ 市民ギャラリーおよびギャラリー広場前
住所/茨城県守谷市御所ケ丘5-25-1
問い合わせ
電話番号/0297-46-3370 守谷市民活動支援センター
ホームページ/https://moriya-cac.org