意外と知らない「キッチンハイター」の“4つの活用術”→「ニオイ&ヌメリが落ちる」「ドアノブも」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。キッチンハイターを買ったものの、使い切れずにそのまま放置していませんか? 実は、開封後は時間とともに主成分が分解され、効果が徐々に低下してしまいます。そこで今回は、余ったキッチンハイターをムダなく活用するアイデアをご紹介。家の中のさまざまな場所で使える方法があるので、これを機にすっきり使い切ってみませんか? 手軽にできる活用法で、清潔で快適な暮らしを手に入れましょう。
⒈ふきん・台ふきん・おしぼりの除菌・漂白
キッチンで毎日使うふきんや台ふきん、おしぼりは、使い続けるうちに雑菌が繁殖し、イヤなニオイの原因になりがちです。そんなときは、キッチンハイターを活用してスッキリ除菌&漂白しましょう。
除菌や消臭をする場合は、5リットルの水にキャップ約1.2杯(約30ml)を入れ、ふきんを約2分つけおきした後、水でしっかりすすぎます。黄ばみや黒ずみが気になるときは、30分ほどつけおくと効果的です。普段の洗濯では落ちにくい汚れやニオイもスッキリしますよ。
⒉ プラスチック製まな板の漂白・除菌
まな板は食品が直接触れるものだからこそ、常に清潔に保ちたいですよね。特にプラスチック製のまな板は、食材の色やニオイが移りやすく、使い続けるうちに黄ばみや黒ずみが気になることも。そんなときは、キッチンハイターを使ってしっかり除菌&漂白しましょう。
サイズが大きくつけ置きが難しいまな板には、ハイターを含ませたふきんを使う方法がおすすめ。水1リットルに対してキャップ約0.4杯(約10ml)のハイターを混ぜた液を作り、その液にふきんを浸してしっかり染み込ませます。そのふきんをまな板の表面に広げ、約30分ほど置いた後、水でしっかりすすげば完了です。頑固な汚れやニオイもスッキリ落ちるので、定期的にケアして清潔な状態をキープしましょう。
⒊ プラスチック製のお弁当箱や保存容器のニオイ&ヌメリ取り
お弁当箱や保存容器のプラスチック部分は、油汚れや食材のニオイが残りやすく、気づけばベタつきやヌメリが気になることもありますよね。特にカレーやミートソースなどの色移りは、普通の洗剤だけではなかなか落ちにくいもの。そんなときこそ、キッチンハイターの出番です。
除菌や消臭をする場合は、水5リットルにキャップ約2杯(約50ml)のハイターを入れ、容器を約2分つけおきし、その後しっかり水ですすぎます。汚れがひどいときは、30分ほどつけおくとスッキリ。洗い流した後、仕上げにしっかり乾かしておくと、より清潔な状態を保てます。定期的にケアすれば、ニオイやヌメリのない、気持ちのいい容器をキープできますよ。
4. ドアノブ・取っ手・冷蔵庫内の除菌
意外と見落としがちなのが、ドアノブや冷蔵庫の取っ手。毎日何度も手が触れる場所だからこそ、気づかないうちに雑菌が溜まりやすくなっています。特に風邪や感染症が流行る季節は、こまめな除菌が大切です。
水1リットルにキャップ約0.4杯(約10ml)のキッチンハイターを混ぜた液を作り、布に染み込ませて拭き取ると効果的です。拭いたあとは必ず水拭きをして仕上げましょう。冷蔵庫の中も、食材を扱う場所だからこそ、定期的にお手入れして清潔に保つと安心です。
キッチンハイターをムダなく使い切ろう
キッチンハイターは開封後、時間とともに効果が落ちてしまいます。でも、ちょっとした工夫で最後までしっかり使い切ることができます。除菌や漂白、消臭など、さまざまな場所で活躍するので、日々のお掃除にぜひ役立ててみてください。
使用する際は、必ず十分な換気をしながら作業し、手荒れを防ぐためにゴム手袋を着用しましょう。また、使用後はしっかり流水で洗い流すことが大切です。安全に気をつけながら、ムダなく活用して、お家をスッキリ清潔に保ちましょう。
aidog/ハウスキーピング協会認定 お掃除スペシャリスト クリンネスト1級取得・時短家事スペシャリスト