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茶芯ブールならではのこの貫禄! 20年かけて育て上げた、ヴィンテージさながらの一足。

Dig-it[ディグ・イット]

ブラックに染めた革の下から、茶色い素地が“浮き出る”通称「茶芯」と呼ばれるこの現象が、なぜここまでブーツ好きを熱狂させるのか。今回は、「シュガーケーン」企画統括・福富雄一さんが愛用する一足を紹介。

「ロンウルフ」のエンジニアブーツ。

アッパーとシャフトに波打つようなシワ。そして表面のブラックが剥がれ、下地のブラウンが全体的に現れたヴィンテージと見紛うほどの風合いは、福富さんが20年着用を重ねることで刻まれたエイジングの“証”だ。

ホーウィン社のクロムエクセルを使用した「ロンウルフ」のエンジニアブーツは、先芯の入っていないつま先やブラスバックル、1930〜40年代のワークブーツに見られるハーフラバーソールを採用するなど、クラシカルなディテールが随所に詰まっている。

「着用を重ねることでロープ染色のインディゴが剥がれて色落ちするデニムと同様に、表面の染色が剥がれてブラウンの下地が出てくるのが茶芯のエイジングの魅力だと思います。デニムとの相性はもちろんですし、アウターにライダースやフライトジャケットなどを合わせた定番のアメカジスタイルに欠かせない1足ですね」

「シュガーケーン」企画統括・福富雄一さん|金沢市出身。1993年に東洋エンタープライズへ入社。パタンナーとしての経歴を持ち「シュガーケーン」のブランド統括として企画からパターン製作、生産にまでに携わる職人

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