11月に坡州市長招く 友好協会、20周年事業を計画
秦野・坡州(パジュ)友好協会が4月10日、秦野商工会議所で総会を開き、友好都市提携20周年を記念した事業について言及した。計画では今年11月、韓国・坡州市長をはじめとする訪問団を招いて交流を図る。
秦野市と韓国最北端に位置する坡州市の交流は、市役所職員を通じて1996年にスタート。親善交流の要となる市民組織として、秦野・坡州友好協会が2000年に発足し、05年に友好都市となった。友好都市提携20年の節目にあたり、同協会の福森登会長(84)は「記念事業を通じて、日本と韓国の絆をもっと深めていきたい」と語った。記念事業の具体的な内容については、会員らで今後検討していく。
両市は友好都市提携以来、幼稚園や農業の相互交流、祭りへの参加、少年サッカーや中学生英語スピーチコンテストなどの青少年交流事業を展開してきた。昨年には、福森会長が坡州市で外国人初となる1日名誉市長に任命された。