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〝鉄道の還暦〟をイベント列車で祝う 関鉄が今月31日と来月1日にビール列車運行(茨城県下妻市など)

鉄道チャンネル

田園風景の中を走るビール列車=イメージ=(写真:関東鉄道)

今から60年前の1965年……。11月から5年近く続いた、いざなぎ景気がスタートした年で、日本は元気いっぱいだった。そんな時代、同年6月1日に発足したのが、茨城県の地方私鉄・関東鉄道(関鉄)。常総筑波鉄道と鹿島参宮鉄道の合併で誕生した。

2社のうち常総筑波鉄道は、常総鉄道と筑波鉄道がルーツ。常総線(取手~下館)、筑波線(土浦~岩瀬)、鬼怒川線(大田郷~三所)の3路線を運行していた。鹿島参宮鉄道は竜ヶ崎線(佐貫~竜ヶ崎)、鉾田線(石岡~鉾田)の2路線だった。

発足後、再度の分社化などを経て、現在残るのは常総線と竜ヶ崎線。地域密着の鉄道としてさまざまな企画イベントなどで、存在感を発揮する。

関鉄は還暦を迎える2025年6月1日と前日の5月31日、常総線守谷~下妻間に「会社発足60周年記念ビール列車」を運行する。キャッチフレーズは「ビール列車で祝う、60年のありがとう」。5月31日限定で、鉄道文化人として活動する元タレントの豊岡真澄さんが乗車する。

両日ともに守谷を11時17分に出て下妻に12時26着。映画「下妻物語」の舞台にもなった下妻駅舎などを〝聖地巡礼〟して、帰路は下妻13時17分発、守谷14時18分着。

車内で提供される飲料(ビール、ソフトドリンクなど飲み放題)はキリンビール取手工場製。おつまみ弁当は常総市のイタリア料理店特製と、いずれも地産地消だ。

女子鉄、ママ鉄として活動する、豊岡さんは関鉄ファンを自認。下妻駅の駅名標や始発の取手駅でのショットをSNSに投稿する。

ツアー形式のビール列車の申し込みは、グループの関鉄観光バスのサイトから。募集各日80人。

記事:上里夏生

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