【北海道・キャンプ場ガイド】渓流釣り場と温泉がすぐ近く!「層雲峡オートキャンプ場」
北海道上川郡上川町に位置する『層雲峡オートキャンプ場』。すぐそばを石狩川が流れ、大雪湖もほど近いこの場所は、釣りキャンプにも最適な環境だ。この記事では、このキャンプ場の魅力を紹介する。
Photo & Text by Hiroki Hirasawa(North Angler’s)
North Angler’sとは?:北海道での釣りを満喫するための情報誌。北海道の自然を体感するキャンプの情報や、フィールドを守るための環境問題にも光を当て、多角的な視点からアウトドアライフを提案している。誌面と連動したウェブサイト『つり人オンライン』での記事展開に加え、好評放送中の『ノースアングラーズTV』や公式動画チャンネルである『釣り人チャンネル』を通じても、北海道の釣りの魅力を発信している。
釣りキャンプに最適な『層雲峡オートキャンプ場』
釣りがメインの旅では、「テントを設営したり、火をおこすのは面倒……」という人が少なくないかも。でも、「せっかくだからキャンプ気分を味わいたい!」なら、バンガローやコテージを利用しては?複数人ならビジネスホテルに泊まるより割安なのもメリット。温泉が近いキャンプ場なら最高だ。
フリーサイト
上川郡上川町字清川にある『層雲峡オートキャンプ場』は、徒歩数分で石狩川に行けるので、渓流釣りのベース地としても最適なロケーション。温泉『層雲峡黒岳の湯』(入浴料:大人600円)も近く、車で約5分。アフターフィッシングの楽しみも万全だ。
宿泊施設と料金
宿泊施設は、利用スタイルに合わせてテントサイト、コテージ、バンガローから選べる。1泊の料金は以下の通り。
テントサイト
フリーサイト:1張 500円
オートサイト:1区画(車1台) 1,500円
コテージ(2種類)
・通年コテージ
通常料金:1棟1泊6,500円
7~9月特別料金:1棟1泊8,000円
冬季料金:1棟1泊7,500円
・週末移住コテージ
通常料金:1棟1泊7,500円
7~9月特別料金:1棟1泊9,000円
冬季料金:1棟1泊8,500円
バンガロー
1棟1泊4,000円
※ご利用の際は、事前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
取材時には週末移住コテージに宿泊したが、落ち着いたウッディーな室内で、2段ベッドに冷蔵庫もあり、非常に快適に過ごせた。
週末移住コテージの室内
キャンプ場内にはガス台や冷蔵庫、テーブルに椅子まで設置されたキッチンも併設されている。料理をするのが楽しくなりそうな、清潔感漂う快適なキッチンには、食器用洗剤まで常備され、至れり尽くせり。現地のスーパーで手に入れた地の食材で料理を楽しめば、仲間との釣り談義にも一層花が咲くだろう。
写真手前はコテージ。奥はキッチン
清潔感のあるキッチン
キャンプ場で楽しめる釣り
夏のキャンプシーズンと合わせて楽しめるのが、キャンプ場のすぐそばを流れる石狩川や、ほど近い場所にある大雪湖での釣り。主なターゲットは、力強い引きが魅力のアメマスやヤマメ。さらに、北海道ならではのターゲットであり、「渓の宝石」と称される美しい渓魚、オショロコマも狙うことができる。
大雪湖は夏でも釣果が期待できる。アメマスがメインターゲット