中日のドラ1・金丸夢斗が“9度目の正直”でプロ初勝利なるか、巨人・井上温大は71日ぶり勝利狙う
0勝4敗、防御率2.08の金丸
中日のドラフト1位ルーキー・金丸夢斗が31日の巨人戦(バンテリンドーム)に先発する。ここまで8試合に登板して勝ち星なしの4敗。防御率2.41と好投を続けながらも勝利の女神から見離されたままだ。
巨人戦は2試合に登板して防御率2.08。5月16日は6回1失点、7月8日は7回2失点と先発の役割は果たしている。今日もこれまで通りの投球をして打線の援護を待つだけだろう。
関西大時代にリーグ戦通算20勝3敗、防御率0.83をマークし、昨秋ドラフトで4球団競合した即戦力左腕。“9度目の正直”で難産のプロ初勝利をつかむか。
3勝6敗、防御率3.17の井上
一方、巨人は井上温大が先発する。今季は15試合で3勝6敗、防御率3.17。昨季8勝を挙げた左腕だが、今季は金丸同様、5月21日の阪神戦以来、勝利の女神から見離されている。
中日戦は3試合で1勝1敗、防御率1.25。4月1日は7回2失点、4月22日は8回1失点、7月9日は6.2回無失点と3試合ともクオリティスタート(6回以上自責点3以下)を記録している。
チームも2位とはいえ、マジック点灯した首位・阪神に11差と大きく引き離されており、逆転優勝のためには1試合も無駄にできない。井上の粘り強い投球が期待される。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
DeNA・平良拳太郎-ヤクルト・中村優斗(横浜)
阪神・伊原陵人-広島・森翔平(甲子園)
【パ・リーグ】
日本ハム・達孝太-ソフトバンク・松本晴(エスコンフィールド)
ロッテ・B.サモンズ-楽天・荘司康誠(東京ドーム)
オリックス・寺西成騎-西武・今井達也(京セラドーム大阪)
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記事:SPAIA編集部