「グリーン・ランタン」新ドラマ「すべてがとんでもない、最高の脚本」と出演者が大絶賛
DCコミックス「グリーン・ランタン」の新ドラマ「ランタンズ(原題:Lanterns)」は「最高の脚本」だ──。いよいよ撮影開始が迫るなか、出演者がストーリーのクオリティに太鼓判を押した。
グリーン・ランタンは、銀河の平和を守るべく、絶大な力を持つ「パワーリング」と呼ばれる指輪を駆使して戦うヒーロー。「ランタンズ」では、新米グリーン・ランタンのジョン・スチュワートと、レジェンドのハル・ジョーダン(カイル・チャンドラー)が、アメリカで起きた殺人事件を捜査するなか、銀河にまたがる巨大な謎に巻き込まれてゆく。
本作で保安官のゾーイ役を演じるのが、『ウルフズ』(2024)や「私の"初めて"日記」(2020-2023)のプールナ・ジャガナサン。米のインタビューでは、「脚本を読み、秘密保持契約がある理由がわかったのは初めてでした。すべてがとんでもない、これまで読んだなかで最高の脚本」と興奮を語った。
「私はSFのことはわからないし、正直に言うと特別な関心もありません。それでも脚本を読んだら、SFの世界が自分の世界のように感じられました。とても身近に感じられたし、SFの世界を知らない私にも、この世界のすべてが理解できたんです。私が読んできたなかでは一番のSF脚本です。」
事件の捜査に焦点をあてた本作は、“傑作”と名高いミステリードラマ「トゥルー・ディテクティブ」に近い作風ともいわれている。ショーランナー・製作総指揮は「トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー」「オザークへようこそ」のクリス・マンディだから、想像以上にリアルなシリーズになりそうだ。
撮影は2025年1月にアトランタで開始予定だと伝えられていたが、プロジェクトはほぼ計画通りに進行している模様。ジャガナサンによると、「カメラテストが火曜日(1月28日)に始まる」というから、本撮影のスタートは間近のようだ。
出演者はジョン・スチュワート役に『オールド』(2021)のアーロン・ピエール、ハル・ジョーダン役に『ゴジラvsコング』(2021)のカイル・チャンドラー。保安官ウィリアム・メイコン役を『アンビュランス』(2022)のギャレット・ディラハント、保安官ケリー役を『ノーカントリー』(2007)のケリー・マクドナルド、ヴィランのシネストロ役を北欧の名優ウルリク・トムセンが演じる。
シリーズは全8話構成で、共同脚本は「ウォッチメン」(2019)のデイモン・リンデロフ、コミック「ロールシャッハ」などの作家トム・キング。第1〜2話の監督は、ゲイリー・オールドマン主演のスパイスリラー・ドラマ「窓際のスパイ」のジェームズ・ホースが務める。なお、3人はマンディとともに製作総指揮も兼任する。
ドラマ「ランタンズ(原題:Lanterns)」は2026年に米HBOで配信・放送予定。
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