子ども自殺者が過去最多に。大竹まこと、はるな愛らが若者にメッセージ
1月30日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、子どもの自殺が増加している件について取り上げた。
番組では朝日新聞の記事を中心に紹介。
厚生労働省の発表によると、2024年の自殺者数(暫定値)は2万268人であり、2年連続で減少した。
一方で子ども(小中高生)の自殺者数は527人。統計のある1980年以降で最多になったという。
このニュースを受け、パーソナリティの大竹まことは、先日亡くなった経済アナリストの森永卓郎さんが番組に出演した際のことを振り返り――
大竹まこと「先日は森永卓郎さんが、『楽しい社会』を番組のメッセージとして強く訴えていました。SNSとかも含めて、みんなが『楽しい社会』に。誹謗中傷で他人をボコボコにして一体何が楽しいんだと。そういうことがあちこちで起きてるけど、そうじゃなくて本当に楽しい社会を目指していったらどうだろうと。そのためには、不要不急と言われたエンタメにこそ本当の力があるんじゃないかといったことを発言されていましたね」
SNS上における誹謗中傷について掘り下げながら、自殺する若者へのメッセージも――
大竹「生まれてきて色々なことがあると思います、厳しいことがあると思いますよ。それでもね、社会が楽しい方に向かって進んでいけばね……もちろんそれが自殺したい人に本当に影響するのか、私にはわからんが、少なくとも世間がね、誹謗中傷でがんじがらめにして、人を陥れてばっかりよりは、若い人にいい影響を与えると思うんだよね……」
はるな愛「誹謗中傷をする人たちって、そんなに深刻に考えてないんですよね。軽い気持ちで人を傷つけるような書き込みをして、そのことを忘れるかのように日常に戻って。『そう言えば書き込んだな』ぐらいのことかもしれないけど、受け取る側は深く傷ついて、何度も(誹謗中傷の書き込みを)見直してしまったり、頭から離れなくなってしまったりして、自分の人生の時間をすごく割かれるようになるかもしれない。でも(傷つけられた人は)傷つけた人の一瞬の気晴らしみたいな言葉に、負けないでほしい。自分の時間は、自分の生きるために使ってほしいなって思います」
大竹「おっしゃる通り!」