【姫路駅から徒歩5分】灘菊かっぱ亭で楽しむ「太鼓×白おでん×地酒」の三重奏! 姫路市
姫路駅から歩いて約5分。ふんわりと香るおでんの匂いにつられて、たどり着いたのは『酒饌亭 灘菊かっぱ亭』(姫路市)。
創業から100年を超える歴史ある『灘菊酒造』が営む、昔ながらのどこかほっとする居酒屋です。
店内に足を踏み入れると、驚きの光景が…!
なんと、客席の椅子は「本物の和太鼓」なんです!
お祭り好きの会長が用意したもので、実際に叩いて楽しむ海外のお客さんもいるとか。打面に腰を下ろすと、ほどよくしなって意外にも座り心地良好♪ちょっとした非日常感が心地よいアクセントになります。
この店の魅力は、何と言っても「姫路おでん」と地酒の絶妙なペアリング。定番の生姜醤油おでんは、代々受け継がれてきたレシピに、店長さんのほんの少しのアレンジが加えられた、どこか懐かしくて、沁みる思い出の詰まった味わいです。
「おふくろの味」を彷彿とさせる一品料理とともに、お酒が進む。地元のお客様はもちろん、最近では海外からの旅行者もこの味に魅了されているのだとか。
なかでも名物は「白おでん」。秘伝の酒粕タレがたっぷりかかり、具材はひとつひとつが大振りです。串からはずし、七味をかけていただくスタイル。
店長さんのおすすめは、このおでんに灘菊自慢の日本酒「きくのしずく」を合わせること。フルーティーでいてキレのある辛口が酒粕タレのやさしい甘みと奥深い風味を、きりりと締めてくれる絶妙なペアリングです。
正直、酒粕タレと日本酒だけでも、立派な“あて”になります。まさに幸福、いや口福ってこんな感じなのでしょうか!
豆腐おでんと地酒「MISA」の組み合わせもイチ押しとのこと。クセになるこの組み合わせを目当てに、何度も通う常連さんがいるのも納得です。
ランチタイムには落ち着いた雰囲気の中、酒粕を使ったハンバーグやおでん定食などが楽しめ、夜になると一転、地元の常連や観光客でわいわいと賑やかに。昼はしっとり、夜はわいわいと時間によって違う表情を見せてくれるのも、このお店の魅力です。
「遠くから来た人にも、ここを“第二の地元”のように感じて欲しい」と話される店長の笑顔には、姫路と人、そしてお酒への深い愛情がにじみます。その言葉どおり、ふらっと立ち寄ったつもりが、気づけば「ただいま」と言いたくなる。そんな温かさが、かっぱ亭にはありました。
実際、リピーターの中には季節ごとに店を訪れ、「今おすすめの観光地は?」と聞くお客様も多いとか。旅の拠点としても、地元の憩いの場としても、心に残る時間を過ごせるお店です。
姫路に来たなら、まずは太鼓の椅子に腰かけて、酒粕おでんで一杯いかがでしょうか?きっと忘れられない時間になるはずです。
場所
酒饌亭 灘菊かっぱ亭
(姫路市東駅前町58)
営業時間
平日
11:30~14:00(L.O.13:30)、16:30~21:30(L.O.21:00)
土曜日
11:30~21:30(L.O.21:00)
日曜日、祝日
11:30~20:30(L.O.20:00)
定休日
水曜日
駐車場
無