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沖縄でおしゃれ生活!?服装や衣類で気を付けること。武智志穂の“沖縄移住のリアル”Vol.04

OKITIVE

みなさんこんにちは〜。 食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋、行楽の秋! たくさんの楽しみが溢れる秋を、いかがお過ごしでしょうか? わたしはと言いますと、夏バテで低下気味だった食欲が見事な復活を果たし、全力で食欲の秋を謳歌しております。 肩書きに一応“モデル”と記載させていただいているので、『おしゃれの秋を楽しんでいます(キリッ)』と、それっぽいことを書いたほうがいいのかもしれませんが、現実は…(^^; 今回のコラムでは、沖縄生活でのファッション事情を中心に、移住生活のリアルをお届けしたいと思います。 率直に言えば11月に入った今でも、沖縄での生活では足元はサンダルで全然大丈夫! おしゃれの秋、どこ行った〜?!(笑)

沖縄は真冬でもビーサンで平気!?

もちろん個人差あるとは思いますが、わたしは真冬でも全然サンダル生活。 おかげで一年中、足の甲はビーサン焼け! 一番冷え込む12~1月でも、沖縄の最低気温は15℃前後。 基本車移動で外気に触れるのは家⇆駐車場⇆お店の一瞬だけだし、サンダルは着脱が楽ちんだし、サンダルを履いていたらいつでも海に遊びに行けるし(我が家の子ども達は海大好き&砂遊び大好きなので。)、本当に靴下と靴を履く頻度がめっきり減りました。

本州で生活している友人たちの様子をSNSで見ていると、「ロングブーツ可愛いなぁ〜!」「ウールの厚手のタイツ可愛いなぁ〜!」と、オシャレしたい欲がムクムクと掻き立てられることもあるのですが、沖縄の気温では暑くて着ていられないというのが本音。 それにわたしの場合は、バッチリ着飾って戦闘力MAXでお出掛けする場所が無いというのもあると思います。

厚手のものは必要ない?

マフラーや手袋、モコモコのニット、厚手のダウンコートも必要なくなりました。 なんなら毎年いくつも買い足していたコートも、買ったとしてもひとつになりました。 (買わない年もあります。) 沖縄では着る機会がないんです。 必要になるのは実家のある大阪や東京に里帰りした時や、ウィンタースポーツを楽しむための旅行に出掛ける時くらい。 秋冬のオシャレに割いていた費用は随分減りました。

とはいっても沖縄でもムートンを履ける時はある。

沖縄移住をする際にもかなりの断捨離をして荷物を減らしましたが、移住して4年が経ち、沖縄生活に必要なもの・必要でないものも把握できるようになり、わたしの持っているお洋服は全部合わせてもよくある透明な衣装ケース3つ分くらいに。 それでもまだまだ余裕があるくらい。 次に引越しをする時にはラクだろうな〜!

沖縄で革製品にはとくに気をつけて!

気温的に重衣料が必要ないというのもありますが、実はもうひとつ別の理由で持たなくなったものがあります。 それは革製品! 以前のコラムでも触れたことがありますが、沖縄は高温多湿な気候が特徴。 そのせいでレザーの靴やブーツ、バッグや小物、レザーや毛皮のアウターは気を抜くとすぐにカビてしまいます。 先日も父からプレゼントしてもらった某高級ブランドのハンドバッグが、まだ一度も使っていないのに、なんなら一年中除湿機をつけているクローゼットに大切にしまっているのに、ところどころカビていました… あまりにもショックで、マンガみたいな二度見をしました。 こんな感じで良い物を買ったとしてもダメになってしまうことがあるので、革製品はあまり持たなくなりました。 沖縄移住をリアルに考えていらっしゃる方にわたしからアドバイスをさせていただくとすれば、収納スペースに余裕があるのであれば話は別ですが、重衣料は沖縄生活ではほぼ必要ナシ。 ロングブーツもいくつもいらないです、場所を取るだけです。 バッグもお手頃で、カビたとしてもショックを受けないくらいのものがちょうど良い。 とはいえ沖縄の冬は風が強くて気温よりも肌寒く感じることがあるので、薄手のインナーダウン、裏起毛でないスウェットやロンTや体温調整が簡単にできて着脱も簡単なシャツ、薄手のパーカーやナイロンの羽織りなどは重宝します。 引越し費用がかさむので、沖縄生活で持て余しそうな物は処分をするか、可能であれば湿気が少ない場所や実家などで保管するのがいいと思います。

沖縄で気づいた“豊かさ”の本質

話が180度変わりますが、沖縄で生活をするようになってから、“豊かさ”とは一体なんなんだろう?と考える機会が増えました。 移住してくる前までは、毎シーズンたくさんのお洋服やブランドの靴やバッグを買い、あれほどこだわりを持っていたオシャレや外見。 もちろん今でもオシャレをすることは大好きです。 大好きですが、あれもこれもと欲しくなることはなくなりました。 先ほどもお伝えしたとおり、沖縄の生活では必要がないからです。 持ち物が減ると、ひいては生活に必要な物が減ると、思考までもがシンプルになったように感じています。 沖縄に移住してからは、“足るを知る”を実感しながら、毎日生活することができています。 物欲がなくなると見栄を張る必要もなくなり、自分の人生を他人軸ではなく自分軸で生きることができるようにもなりました。

わたしは沖縄で断捨離ができました!!

沖縄に移住することによって、いろんな場面でも強制的に断捨離をすることができました。 例えばわたしの場合では、打ち合わせや会議が9割以上リモートになり、交通費や時間の節約になりました。 付き合いで行かなきゃいけない展示会に行くことがなくなり、余計な出費が無くなりました。 気が置けない人たちに会いたい時にすぐに会えないもどかしさは確かにあるけれど、会いたいと思ってくれる人は会いにきてくれるし、会いたいと思う人には自分から会いに行けばいいし、人間関係もとてもシンプルになりました。 物事を難しく考えることや対人関係のストレスがうんと減り、大切なもの・ことがより鮮明に感じられるようになり、愛する家族や大切な人たちと過ごす時間が増え濃厚になりました。

みなさんの考える“豊かさ”とは、一体どのようなものでしょうか? わたしが綴る沖縄移住のリアル。次回もお楽しみに!

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