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三浦市長選 会社員の出口氏が出馬へ

タウンニュース

出口嘉一氏

任期満了に伴う三浦市長選(6月8日告示、15日投開票)を巡り、新人で会社員の出口嘉一(かいち)氏(42)が17日、本紙の取材に無所属で立候補する意向を明らかにした。同市長選の出馬表明は初。

出口氏は三崎町諸磯出身。名向小学校、上原中学校を経て市立横須賀高校(現・横須賀総合高校)を卒業した。現在は横浜市の化学メーカーに在籍しているが、2月末で退職するという。昨年3月に三浦市に生活拠点を移し、今年1月には政治団体を立ち上げた。

出口氏は出馬理由について、「人口が4万人を切り、県内で老年人口比率が最も高い。このままでは三浦は衰退の一途」と説明。現市政については「20年間で実効的な手立てが打てているとは思えない」と批判した。

政策では▽「新海業プロジェクト」など市の重要事業に関する情報公開の徹底▽探求型の学びを追求する市立小中学校の設立▽市役所移転に伴う三崎地区出張所の開設―などを掲げている。

同市長選を巡り、現職で5期目の吉田英男氏(68)は同日現在、態度を明らかにしていない。

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