うな重 梅は1800円~、丼は1200円【うま鰻 砺波店】ふんわり二ホンウナギを安くおなかいっぱい!!
もうすぐ土用の丑の日。
2025年は7月19日(土)と7月31日(木)の2回あります。
そもそも、土用の丑の日って、なんのことだか知ってますか?
「土用」とは、立春、立夏、立秋、立冬の前の約18日間のこと。一方、「丑の日」は、子・丑・寅…と日ごとに十二支で数える暦で、丑にあたる日のこと。つまり、土用の期間中にある丑の日のことを指しています。
昔から土用は季節の変わり目にあたることから体調の管理や食生活に気をつかう風習がありました。日本では、夏場の土用の丑の日に「う」のつく食べ物を食べると夏バテしないといわれ、うどん、梅干し、瓜などが食べられました。
今のように鰻が土曜の丑の日の定番となったのは、江戸時代と言われます。
蘭学者の平賀源内が広めたとも、神田和泉橋通りにあった鰻店から始まったとも言われますが、今では夏のスタミナ補給や疲労回復に栄養価の高い鰻がぴったりの食べ物として人気となりました。
今回は、そんな鰻をリーズナブルに食べられる店を紹介します。
2025年7月、砺波市にオープンした「うま鰻 砺波店」です。
2025年7月オープン「うま鰻 砺波店」
「うま鰻 砺波店」が店を構えるのは砺波市宮丸。交通量の多い国道156号沿い、宮丸北交差点すぐそばです。
千葉県木更津市の店舗に次いで、これが全国2店舗目。もちろん、北陸初出店です。
店内は木をふんだんに使っていて、和モダンな明るい雰囲気。
真夏の暑さもクールダウンできそうな、開放的な設えです。
ニホンウナギを厳選した養鰻場から直接仕入れ
「うま鰻」が提供しているのは、ふっくらとした身が特徴のニホンウナギ。
絶滅危惧種のため天然モノが市場に出回ることはほとんどなく、養殖モノが一般的です。
「うま鰻」では、高品質の養殖ニホンウナギを厳しい検査を通過した海外の養鰻場から直接仕入れています。
そのおかげで、しっかりとおいしさや安全性を確保しながら、低価格で提供することができるんだとか。
関東風にじっくりと蒸しあげ、備長炭で香ばしく焼き上げ
鰻のかば焼きは調理の仕方で関東風と関西風がありますが、その違いを知っていますか?
武家の文化が強い関東では、切腹のイメージを避けて背開きにし、白焼きを蒸してからタレをつけて焼き上げます。そのため、ふっくらと身がやわらかいのが特徴です。
一方で、商人の文化が強い関西や名古屋では、腹を割って話すのが好印象というイメージから腹開きが好まれました。蒸さずに生の状態からじっくり焼くことで、うなぎ本来のおいしさが味わえると言われています。
「うま鰻」はというと、関東風。
じっくりと蒸しあげ、備長炭でふっくらと香ばしく焼き上げていきます。
シメはひつまぶし風に 薬味とお茶漬け用の出汁で
備長炭で焼き上げたうなぎは外側はパリッと、中はふんわり。
身の内部に閉じ込められたうま味と香ばしいタレの香りが噛むたびに口の中に広がります。
うな重を頼むと、もれなく薬味やお茶漬け用の出汁がついてくるので、シメはひつまぶし風に薬味とお茶漬け用の出汁で食べるのがオススメ。食欲が落ちる夏場でもさっぱりとおいしく食べられます。
さらにリーズナブル! うな重がこの値段で!?と驚く「本日の丼」
物価高騰の折、気になるのはお値段です。
うな重は松竹梅の3種類あって、違いはうなぎの量。
<梅>1800円(鰻1/2尾)
<竹>2400円(鰻3/4尾)
<松>2800円(鰻1尾)
うなぎが半身ついた「梅」なら、なんと1800円で味わうことができるんです。直接仕入れに加えて、人件費などのコストも徹底的にカットすることで実現できた価格なんだそう。
さらに、もっと驚くのが「本日の丼」。
鰻丼や鰻まぶし丼が1200円(税込)で食べられます。
35℃前後の暑い日が続いている2025年の夏、滋養強壮に良いとされるうなぎを食べて、夏バテ防止といきたいものです。
【うま鰻 砺波店】
住所 富山県砺波市宮丸126-1
営業時間 昼の部 11:00~14:00
夜の部 17:00~20:00
定休日 木曜 夜の部