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サッカー遠州トラックカップ静岡県中学1年生大会で優勝した静岡学園中コーチに聞いた「指導で大切にしていることは?」

アットエス

<決勝 静岡学園中 2−0 清水エスパルスJY>


サッカーU-13年代の静岡県チャンピオンチームを決める「遠州トラックカップ 第45回県中学1年生ウィナーズ大会」は静岡学園中の優勝で幕を閉じました。

2月2日にエコパスタジアムで行われた決勝は、東海リーグで2試合引き分けだった清水エスパルスジュニアユースと対戦。後半に2点を奪い、2−0で勝利しました。

静岡学園と言えば「テクニック」と「インテリジェンス」を大切にするスタイル。試合後、中学1年生の指導を担当する佐古琳太郎コーチに話を聞きました。

佐古琳太郎コーチ「高校選手権で活躍してほしい」

ー決勝戦の感想を聞かせてください。
押し込まれた前半は苦しかったですが、後半から落ち着いて静学らしいサッカーができました。後半は追い風を受けていたので勢いも増してきたんじゃないかなと思います。

ー今日の試合で狙いにしていたのは?
まず静学らしいサッカーをやっていこうと。今までやってきた技術の部分。細かいパスや、ドリブルで相手を崩していけるようにと考えていました。前半は受身になる場面が多く、足元でのプレーが多くなってしまったので、ハーフタイムに「細かいプレーの中でも背後を狙おう」という指示を出して送り出しました。結果的にゴールに繋がったので良かったかなと思います。

ー今年の中学1年生チームの持ち味は?
全員に力があって、穴がないところが持ち味かなと思います。選手たちは「持っている力をすべて出そう」とこの試合に集中していました。

ーU-13の指導で大切にしていることはありますか?
決勝戦の前にも選手たちに言ったことですが、今後の成長につながるような戦いをしようと。結果にこだわったプレーではなく、この緊張感の中でどれだけチャレンジできるか。どんどんチャレンジしようと伝えていました。自分でできたこと、できなかったことをはっきりさせて、2年生、3年生につなげてほしいです。

ーやはり中学年代もテクニックを大事にしてるんですか?
そうですね。足元の技術を大切にしています。まだまだと思うところはたくさんありますが、これを続けていって、高校の選手権、一番の大舞台で活躍してほしいなと思っています。1月の高校新人戦でも(静岡学園中OBで)活躍してくれる選手がいました。高校に入ったら、下の学年でもどんどん試合に関わってほしいですね。

ー佐古さんも静岡学園OBですか?
僕も中高一貫のOBですが、高校選手権には出場できなかった代でした。僕自身、実力があったわけではなく、試合にバリバリ出ていた選手ではありませんでした。その悔しさもあったので、今の中学生たちが少しでも夢をつかんでいってほしいなという気持ちで一生懸命指導しています(笑)

ー指導を始めて何年目になりますか?
教員になって3年目で、静岡学園中のサッカーの指導は4年目になりました。今の高校1年生が中学1年生だった時から見ています。

ー今後のチームの目標は?
もうちょっと技術にこだわって、ボールをたくさん持てるようにしていきたいなと思っています。

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