【舌肥旅行記】美味しい温泉『夢みさき』
南房総の海岸沿いに建つ夢みさき。地元の漁港から買い付けた新鮮地魚などを使った美味しい料理と、温泉が魅力の宿だ。2025年5月に訪れたのでここで紹介しよう。
車で到着するなり、すぐさまスタッフの方が走って出迎えに来てくれる。ウェルカムドリンクをいただきながらチェックイン。子ども連れで荷物が多かったのだが、客室まで運ぶのを手伝ってくれたのが非常に助かった。
客室はちょっとお得なお部屋おまかせプランを選択したので、どんな客室なのかドアを開けるまでのワクワク感も楽しめた。和洋室の素敵な客室だった。
客室風呂
洗面は客室風呂側にもあり2箇所あるのも嬉しい。
お茶菓子は落花生巻き。こちらは売店でも販売していた。
夕食までの間、展望スパ「スパラダイス・ビュー」を堪能。温水なので通年プールに入ることができる。写真は上からになってしまったが、プールの上にはジャグジーもあるので、プール後にはジャグジーで身体を温めることもできる。
客室でのんびり過ごした後はお待ちかねの夕食。「最高のご馳走」こそが、ゲストを笑顔に出来る「最高のおてなし」であると考えている夢みさき。どんなご馳走が登場するのか宿を予約した時から楽しみにしていた。和食創作コースでは8品のご馳走が登場したのでいくつか紹介。こちらは冷凍物を一切使用せず、地元の市場に水揚げされた新鮮なお魚を堪能できる「お造り」。夢みさき一番のこだわりということだけあってどれも美味だった。
陶板焼はA5ランクの極上黒毛和牛を味わえる「黒毛和牛のすきやき」
洋皿は「真鯛の初恋」。シュー皮の中にはオリーブとアンチョビを使用したソースで味変しながら最後まで飽きずに食べることができた。
炊き合わせは「新緑の散歩道」
追加の「サザエの壺焼き」
コースの他にもアラカルトバイキングを自由に味わうことができる。なんと料理だけでなくアルコール、ノンアルコール、ソフトドリンクも無料なので自分のペースで好きなだけ食事とのペアリングを堪能できるのもありがたい。
食後は館内を散策。ちょっぴりレトロなゲームコーナー。筆者は久々にワニワニパニックを楽しんだ。
夢みさきのグッズやお土産などを販売している売店。
翌日の朝は和洋バイキング。炊き立てのご飯に、干物や自家製豆腐にウインナー。焼きたてのパンにデザートなど夢みさきのこだわり朝ごはんを好きなだけ堪能できる。
夕食時同様、手に取る料理の全てがおいしかった。ふっくらとした干物はもちろん、パン好きの筆者はこのロールデニッシュ・シナモンとパルミエというデニッシュが気に入り、何度もおかわりしてしまった。
チェックアウトまでの時間は温泉でのんびりリフレッシュ。貸切家族風呂などもあるので、子ども連れでもお風呂で泣いてしまったりと周囲を気にせずに気兼ねなく入浴できるのもおすすめだ。“食いしん坊を本気にさせたい”夢みさき。食べるのが大好きだという食いしん坊の方は、ぜひこちらを訪れて食と温泉を存分に楽しんでみてはいかがだろうか。