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「ハマると瞑想的な効果も?」小型魚を狙うライトゲームの魅力は【手応え】にあり

TSURINEWS

ライトゲームで仕留めたキジハタ(提供:TSURINEWSライター・新田貴史)

釣りを始めた頃はシーバスフィッシング一筋だった筆者。なかなか本命が釣れず心が折れかけていた頃、誘われるがままにメバリングを体験。その楽しさにドップリとハマりました。そんな筆者が小型魚をターゲットにしたライトゲームの魅力を紹介します。

シーバスからメバリングへ

釣りを始めた頃は、シーバス一筋でした。でもご存知の通り、シーバスはなかなか手強い相手。通っても通ってもボウズばかり。釣りってこんなに修行なの?と思っていた、あの頃。そんなとき、後輩に「メバリングやってみません?」と声をかけられたのがきっかけでした。

正直、あまり期待していなかったのですが、ライトタックルを片手に出かけてみると、驚きました。魚、いるじゃん!釣れるじゃん!メバル、アジ、カサゴ。どれもサイズは控えめ。でも、それが逆に新鮮だったのです。

たまに良型も釣れる(提供:TSURINEWSライター・新田貴史)

軽いタックルだから楽しい!

ライトゲームの魅力は、なんといっても「手応え」。10cmそこそこの魚なのに、アタリが明確で、引きも強い。軽いロッドがググッと曲がって、ドラグが「ジジッ」と鳴る瞬間、「あ、釣りってやっぱ楽しいな」と思えるのです。

筆者のタックル

ちなみに、僕が使っているのは以下のようなタックルです。

タックル図(提供:TSURINEWSライター・新田貴史)

ロッドは6〜7ft前後のメバリングorアジングロッド(20コルトUX 612L)で、自重70g以下をおすすめします。

リールは2000番クラスのスピニング(ダイワ カルディア LT2000S)で、1万円前後のリールがストレスがないからおすすめ。

このくらいのライトセッティングだと、魚の動きがダイレクトに伝わってきて、釣りの「感覚」がどんどん楽しくなってきます。もちろん最初から高い道具は不要。難しいことを考えなくても、純粋に“釣る楽しさ”に集中できる。それがライトゲームのいいところなんですよね。

自分と静かに向き合う時間

今では、ライトゲームは自分にとっての癒し。静かな海に立ち、潮の流れや風の音に耳を澄ませる時間は、ちょっとした“瞑想”のようでもあります。魚が釣れなくても、なぜか満たされる。余計なことを考えず、ただ水面を見つめる。その無心になれる感覚が、日常ではなかなか得られないんですよね。

仕事帰りにちょこっと釣るだけで、気持ちがスッと軽くなります。ライトゲームとはそんな釣りだと思います。

景色を楽しみながら釣りをする(提供:TSURINEWSライター・新田貴史)

たかが豆アジ、されど豆アジ

誰かに自慢するようなサイズじゃなくても、その一匹が、今日の自分を笑顔にしてくれる。ライトゲームは、そんな釣り。釣果や数字じゃなくて、“感情”を味わう釣り。気づけば、そんな小さな魚たちに、すっかり心をつかまれてしまいました。

豆アジでも釣れれば楽しい(提供:TSURINEWSライター・新田貴史)

<新田貴史/TSURINEWSライター>

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