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「ヒラメさん、大きくなってね!」 三津保育所園児が安芸津港で稚魚の放流体験【東広島】

東広島デジタル

「大きくなってね~」と声を掛けながらヒラメの稚魚を放流する園児ら(撮影・𦚰)

 三津保育所園児7人は5月22日、安芸津港桟橋でヒラメの稚魚1万尾を放流した。安芸津漁業協同組合が「体験を通して魚や海に興味を持ってもらいたい」と、稚魚を用意。

初めて見るヒラメの稚魚に興味津々な園児ら(撮影・𦚰)

 園児たちは、バケツに入った体長約10㌢の稚魚を「大きくなってね~」「元気でね~」などと声を掛けながら放流した。
 放流した稚魚は2年後には40㌢程度に成長し、漁獲できるようになるという。

放流したヒラメの稚魚(撮影・𦚰)

 三津保育所はひろしま自然保育認証園で、地域や自然に触れ合うことを大切にしている。同所の前中真寿美所長は「子どもたちが、楽しみながら海や魚と触れ合うことは貴重」と地域への感謝の思いを話していた。
 この放流体験会は、豊かな海を守る取り組みの一環で、地元の海への親しみや漁業への関心を持ってほしいと10年以上前から行っており、今秋にはオニオコゼの放流体験も予定している。(𦚰)

プレスネット編集部

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