Yahoo! JAPAN

ジュビロ磐田、千葉を1-0で下し2試合連続無失点勝利!ジョルディクルークス、倍井謙、渡辺りょうが試合を振り返る

アットエス


ジュビロ磐田は6月21日、ジェフユナイテッド千葉を1-0で下し、2試合連続無失点勝利しました。左サイドで仕掛けた倍井謙選手が相手に倒されて獲得したPKを、ジョルディクルークス選手が決めて先制。その後は渡辺りょう選手ら前線の選手が献身的に守備で貢献して1点を守り抜きました。

ジョルディクルークス選手

-負けられない試合で見事な勝利でした。
本当に素晴らしい試合だと思いますし、勝ち点3を取れたことが一番素晴らしいと思っていますし、それで上との差を縮めることができました。来週末にまたすごい大事な試合が待っているので、それに向けてすごく自信にもなったし、本当にいい試合ができたと思っています。

-PKを蹴る前に待たされましたが、どんなことを考えていましたか。
蹴る前から自信もあったし、実際ゴールキーパーに惑わされたりとか、自分の心を乱されたりすることも基本的にはないので、いつもしているように、こういうシチュエーションもあると思って、大事な試合で決めるためにトレーニングをしているので、そういうところは全然自信を持って蹴れました。

-守備でもエネルギーを使っていました。
ジェフがいいチームというのは分かっていましたし、その中で自分たちがハードワークしないと何も得られないというところで、きちんとゲームの最初から入れた。

自分たちのホームのような応援を受けて、これだけのサポーターの中でできているので、やらないわけにはいかない。そういう自分たちを鼓舞してくれ、後押ししてもらったので、本当にいい試合ができたと思います。

-ゴール決めた後、サポーターの方を向いてポーズを作っていました。
それは本当に大事なことだと思っています。

倍井謙選手

-PKを獲得したドリブルがキレキレでした。
受けたときには自分で行こうと思っていましたし、ファーストタッチでうまくはがせたので、そこから流した時点で結構ファウルっぽかったんですけれど、倒れずに行くことで何か起こるかなというのがあったので、それがPKまで持っていけてよかったなと思います。

-今季は倒されてPKやFKを得る場面も多いです。
自分のスタイル的に、やっぱりあそこをどれだけポジティブなプレーというか、仕掛け続けられるかというのは自分の生命線だと思っています。

今日はPKを取れたという形ではありましたが、あれをゴールに繋げるなり、アシストに繋げるなりというのは、日頃から取り組んでいるところではあるので、それがゴールに繋がるような結果になってよかったかなと思います。

-前線の選手の守備も組織的でした。
自分もそうだし、みんなも多分思っていると思いますが、今年一と言ってもおかしくないぐらいのパワーを今日は使う試合だと思っていたので。本当に自分たちにとって、今日の試合がどれだけ大事なものかというのをプレーでみんな表現できた。1点しか取れませんでしたが、勝利に繋げたのはすごい良かったかなと思います。

ー5月に入ってから8戦負けなしで、無失点勝利も増えています。
すごいいい傾向だと思います。気温もだいぶ高くなってきて、みんなすごい暑い中、タフなゲームになってきていると思いますけれど、それをゼロで抑えているというのはすごいポジティブな要素ですし、引き続きゼロで抑えることで勝利を手繰り寄せる試合が増えてくると思う。そこを引き続きやっていきたいです。

-J1自動昇格圏の2位との勝ち点差が縮まりました。
今水戸がすごい調子いいみたいですけれど、ただ自分たちにできることは一つ一つの試合を勝利へ繋げることしかできることはないと思っています。

そういった上位と戦うときはしっかり勝利することでどんどん順位というのが上に上がっていくと思いますし、これからも自分たちより上の順位のチームとやることがあるので、そこは本当にみんながしっかりパワーを出し切って、今日みたいに勝てるように取り組んでいきたいです。

渡辺りょう選手

-暑い中で前線からプレスをかけ続けました。
もういっぱいいっぱいです。交代人数が多くなってきた中で、最前線(の選手)が90分(出場する)というのはあまりないと思うので、自分が出る時間だけ全力を出し尽くして、次の選手にバトンを繋ぐというのは話していたので。それをしっかりと繋いで、最後みんなが締めてくれたので、チーム全員で勝ち取った勝利だと思います。

-監督からも行けるところまで行こうなどの指示は出ていましたか。
いや、特にそういう指示はなくて、先週はメンタル的なところにフォーカスして試合前にミーティングがあって、今週は戦術的なところにフォーカスして、しっかりと完璧な仕事をして帰ろうという話がありました。本当にいい仕事ができたんじゃないかなと思います。

-今日は渡辺選手のところでボールを奪いきるようなシーンが多く、佐藤凌我選手との関係性も良かったのでは。
凌我は守備でもハードワークできますし、中間でボールを受けることもできる選手。あとは相手がどういう守備の仕方をしてくるかというところで、思ったよりももう1人のフォワードを離してくれていた。そこがうまく起点になれるかなというところで、お互いがお互いを見つつも、本当に流動的に動けていた中で、やっぱり僕らはゴールが欲しかったけれど、それを取れなかった。そこは反省しなければいけないし、改善して次の試合に臨んでいかないといけないと思います。

-夏の暑い時期が始まってから2試合連続無失点となりました。
後ろを含めて、より守備が整ってきているというところの反面、やっぱりもっともっと改善できるシーンもあるので。もちろん今日勝てたことはうれしいですけど、たかが1試合ですし、後半戦、後18試合あるので、最後に自分たちが本当につかみたいものをつかむまでは、もっともっと改善していく余地があるのかなと思います。

-交代した時はいっぱいいっぱいか、それとも余力を残していたか。
余力はなかったですけど、もう少し出ろと言われれば出ましたけど、そこはジョン(ハッチンソン監督)が決めることですし、最低限、次の選手にバトンを繫ぐことなので。

あとはやっぱり、ゴールがないというのはよくないと思うので、最後ゴールネットを揺らせるように、しっかりとまた準備をしていこうかなと思います。

【関連記事】

おすすめの記事