かながわ駅伝 藤沢市13位でフィニッシュ 若手健闘も昨年超えならず
第79回市町村対抗「かながわ駅伝」競走大会が9日、山北町・丹沢湖周回コース(7区間、42・236Km)で行われた。県内市町村32チームの代表ランナーが世代を超え、たすきをつないだ。
上位入賞を目指し、序盤から攻めの走りを見せようと挑んだ藤沢市チーム。スタート地点の直線をトップで駆け抜けた1区のLawrenceNgure(プレス工業(株))選手だったが、2Km付近で転倒するアクシデントに見舞われた。2区へは7位でつなぎ、その後10代の若手メンバーが奮闘するも15位まで順位を落とした。最後の7区を務めたのは、2年連続で全国高校駅伝に出場した経験をもつ稗村泰吾選手(相洋高)。好走したが結果は13位、2時間17分20秒でゴールテープを切った。昨年5位の壁は超えられなかった。
大会を終えて田中良範監督は「けがに悩まされた選手もおり、思うような走りを見せられなかった。郷土の思いを背負って走るかながわ駅伝の素晴らしさを多くの選手が知り、意識してもらい、ベストメンバーで来年こそ上位を目指したい」と前を向いた。
優勝は横浜市(3大会連続43度目)、2位は相模原市、3位は小田原市だった。