地域とコラボ 小学生が「祭」企画 2月24日、国大附属小で
横浜国立大学教育学部附属横浜小学校6年1組の児童が企画運営する「Forward祭」が、2月24日(月・祝)に同校の校庭で開催される。
校外授業を通じて山手駅前の商店街と交流を深める中「祭りで商店街や地域を盛り上げたい」という思いが湧いてきた児童たち。店主や町内会役員らに相談をしながら、一から企画。仕入れやデザイン、地域との調整等をチームごとに行い、神輿の修復を手がける(一社)明日襷(あしたすき)の宮田宣也代表理事のサポートを得ながら本格的な神輿も制作した。地元の大和町立野祭礼実行委員会委員長として企画に携わった戸井啓介さんは、「小学生の企画も冬の祭りも前代未聞。地域と繋がりたいという子どもたちの熱意があった」と振り返る。
当日は児童が手作りした神輿と商店街のこども神輿の2基を担いで、町内会館を10時に出発。商店街から学校まで渡御する。その後校庭では商店街の飲食店や射的などの屋台のほか、太鼓や篠笛の演奏、児童がデザインしたオリジナルグッズの販売も(11時〜14時)。同クラスの内村莉望さん=中区千代崎町在住=は、「自分たちも楽しみながら祭りを成功させたい」と話した。